昨季までJ1で戦っていた湘南は、長澤 徹監督体制になった当初から“頂点”を目標に掲げて戦ってきた。迎えたJ2・J3百年構想リーグは前半戦こそ白星を重ね、地域リーグラウンド前半戦の9試合で勝点21を積み上げたが、2周目を迎えて苦戦。シーズン後半戦の9試合で手にした90分での勝利はわずか『2』にとどまった。
一方で、うれしいニュースにも恵まれた。山田 寛人がEAST-Aグループ地域リーグラウンドで7得点を記録し、同グループの得点王に輝いた。また、石橋 瀬凪や石井 久継が昨季以上に出場機会を得て、U-21日本代表にも選出されている。
これらの栄光に花を添える意味でも、来たるプレーオフラウンド第1戦での勝利は欠かせない。
ここに立ちはだかるのは、田村 雄三監督率いるいわきだ。こちらも湘南と同様に、地域リーグラウンド前半戦は順調に勝点を積み上げていったが、後半戦はペースダウン。最終的に3位にとどまった。
第17節・松本戦までPK戦負けを含む3連敗を喫していた中、直近の第18節・藤枝戦でPK戦勝利を収めて連敗を止めたことは明るい材料。アウェイの地に駆けつけたサポーターとともに喜びを分かち合った。
8月に始まる2026/27シーズンでも、湘南といわきは同じJ2の舞台で戦う。試金石ともなるこの戦いを制し、9-10位決定戦に臨むのはどちらのチームになるか。試合は5月30日、14時にレモンガススタジアム平塚でキックオフを迎える。
[ 文:河合 萌花 ]
