2026/5/30 (土) 14:00 KO
プレーオフラウンド 5-8位決定戦 第1戦
120'
入場者数: 10,761人
天候: 晴れ|気温: 25.3℃|湿度: 42%
劇的決着。古巣対決でヒーローとなった広瀬健太
鹿児島ユナイテッドFC
--ゴールシーンを振り返って。セットプレーが何本かある中で、僕も最後、足をつっていましたし、「速いボールを、ニアにくれ」とキッカーに(伝えていた)。そうしたら良いボールが来たので、当てるだけでした。 --劇的なゴールだったが、決まった瞬間の気持ちは?本当は、(古巣の)新潟さんへの敬意があるので、喜ばないようにしようと思ったんですけど、ちょっと体が勝手に動いてしまいました。 --試合後、新潟のゴール裏へ挨拶へ行ったか。はい、行きました。温かく拍手で迎えてくれてうれしかったです。 --鹿児島ペースで進んだ試合だが、狙いは出せたか。裏へ、縦に早く攻めるというサッカーを僕たちが体現して、新潟さんがどう出てくるかというのは、スカウティングをしていました。そこがちょうど、僕らのサッカーにハマったのかなと思います。新潟さんの強度は強いと分かっていたので、一人ひとりが負けないように意識していました。 --チーム全体としての達成感は大きいか。そうですね。勝てたことは非常にうれしいですけど、チャンスはあったので、90分で勝ち切るというところが、まだまだかなと思います。 --次に向けて。目の前の試合に集中してやっていくだけだと思うので、また練習から、改善していきたいと思います。
アルビレックス新潟
監督
プレーオフラウンドということで、最高順位の5位を目指して戦ったわけですが、終始鹿児島さんのペースに呑み込まれたというのが、率直な感想です。その中でも、なんとか耐え忍ぶ形でゲームが進んでいきましたけれども、最後の時間帯でやられてしまった。選手にも言ったんですけれど、今回の敗因は私の采配だったかなと感じています。 --終盤にセットプレーから、何度か相手にチャンスを与えていた中で失点になったが。セットプレーは相手のストロングだというところも分かっていましたし、それは選手にも伝えていました。なんとか耐えてゴールは割らせなかったんですが、確率論ではないですけど、その回数が多くなると、やっぱりこうなるのかなというところと、自陣までボールを運ばれてしまったところに問題があったのかなと思います。 --敗因は采配とのことだが、具体的には?交代するタイミングであったり、そもそものゲームプランであったり、メンバー選考も含めて。出た選手はすごくよくやってくれましたし、すごく走っていましたし、僕が言ったことを忠実にやろうとしてくれていました。ただ、勝負のあやというんですかね。そういうタイミングを、僕がちょっと間違えたのかなと。これは選手にも伝えたので、次の試合に向けて僕は反省して、次に生かそうと思います。 --内山 翔太選手が初出場初先発。どのあたりを期待して送り出したか。まずは、非常にポテンシャルの高い選手なので、守備範囲の広さであったり、セットプレーが得意なチームに対して高さであったり、そういったストロングを生かしてほしいと思って起用しました。そこについては、最後はやられてしまいましたけれども、非常によく期待に応えてくれたと思っています。
鹿児島ユナイテッドFC
監督
新潟さんのホームということで、新潟さんはホームで7試合勝っているというところも踏まえて、堅い試合にはなるだろうなと思っていました。前半からお互い、シュートをそんなに多く打てたわけではないゲームだったと思います。 我慢強くやる中で、セットプレーがカギを握るだろうと考えていました。チャンスはありましたけど、なかなか決め切れない中、最後まで選手たちが足を止めることなくやったことが、ラストワンプレーぐらいの本当に厳しい時間帯でしたけど、点に結びついたのかなと思っています。 セットプレーも、なかなか最初のほうは点を取れなかったんですけど、チームスタッフも選手も、必死に点を取るためにトレーニングをしたことが、ここ数試合、実っていると思います。ピッチサイドで、一緒に戦って見ていましたけど、本当に鹿児島の選手が、日々努力しているものがピッチにしっかり出せていて、頼もしいなと見ていました。 あとは、鹿児島から100人以上のファン・サポーターの皆さまに来ていただいたこと、後押ししてもらったこと。日頃から鹿児島で、今日はテレビ越しに応援してくださる方もいると思うのですけど、本当にそういう人たちの力があって、われわれはサッカーをやらせてもらっているので。そういう人たちへの感謝を、勝利で伝えられたというのは本当に良かったと思います。 --古巣対決となった広瀬 健太選手が守備でも得点でも貢献したが、彼の評価は?いま33歳ですが、本当にトレーニングも一生懸命にやって、試合を120分やっても、足をつらない。そして最後、勝点3を持ってこられるというのは、本当に頼もしいなと思います。これはやっぱり、試合に出ていても、出られなくても、日々変わらず必死にトレーニングしているから。健太に限らず、みんなの努力が、今日は実を結んだと思います。
アルビレックス新潟
DF 25
藤原 奏哉
--終始、鹿児島ペースだった。映像の分析でも、こういう相手というのはチームで分かっていたし、対策はしていたんですけど、どうしても相手ペースに巻き込まれてしまうというのがあったので、どこかで相手を逆手にとるようなことがあれば、もう少し変わったのかなと思います。 --ハーフタイムで修正したことは?まずは、ビルドアップをCB2枚でやっていたんですけど、間にボランチを落として、サイドを高めに取って、そこから進入していくというところ。守備は、ロングボール以外で進入されることはなかったので、相手のゴールキックやFKのとき、ボランチを1枚下げて(最終ラインを)5枚気味にして、しっかりボールにアタックするところだけは意識しました。 --なかなか攻撃に出ていけない難しさはあったか。前半から、僕たちの左サイドに相手が蹴り込んできて、そこからうまく逆サイドへの解放ができていなかった。それが出せていれば、相手も運動量という部分で難しくなったと思うし、自分たちの攻撃のところでも、もっと幅を持ってやれたのかなと思います。 --こういうタイプのチームとは、最近戦っていなかった。そうですね。次に当たるかもしれない秋田も、こういうタイプ。一発勝負となると、そういう相手にも勝っていかなければいけないし、僕らもセットプレーで点を取る強さが欲しいなと思います。
GK 71
内山 翔太
--プロデビュー戦を振り返って。みんながサポートしてくれたので、すごくやりやすかったです。たくさん声をかけてくれて助けられました。緊張していましたが、ピッチに入ってからは完全に集中できていました。 --堂々としたプレーで、何度もチームを救っていた。チームのみんなが体を張って守ってくれましたし、日頃からGK陣で行っているトレーニングの成果だと思います。常に高い意識で取り組んでいるからこそ、ああいったプレーが本番で出せたのだと思います。 --スタメン入りし、家族やチームメートからの反応は?親からは「おめでとう、頑張れよ」と声をかけてもらいました。朝、バウマンから連絡が来ましたし、試合後にも「ナイスセーブ」とメッセージをくれました。(田代)琉我くんも「良かったよ」と声をかけてくれました。みんなが応援してくれたのですが、勝てなかったので、次は絶対に勝てるようにしたいです。 --試合後にスタンドへ挨拶に向かった際の思いは?試合中、サポーターの皆さんの力強い後押しが聞こえてくる中で「頑張らないと」、「勝たないと」と強く思いました。試合が終わったあとも、自分の名前を呼んでいただけて本当にうれしかったです。だからこそ、本当に勝ちたかったです。