ただ内容面では、14回のCKのチャンスでなかなかシュートを枠内に飛ばせず得点できなかった点は気がかりだ。深く引いた相手を崩すのは容易ではないが、そうした配置を無効にするのがセットプレーであり、秋田はその局面で相手を上回り勝点を積み重ねてきた。吉田 謙監督は「試合の中で気づいたこと、反省すべきところを糧とする」とし、さらなる精度向上に取り組む。
対するG大23は、ここ2試合は負けなし。乱戦となった前節のYS横浜戦では、終了間際に意地の同点弾を決めた。この試合では前線に人数をかけて相手のディフェンスラインにギャップを作り、そこに選手が飛び込む攻撃的なプレーが光った。秋田に対しても自分たちの武器をぶつけるだろう。
リーグが中盤戦に入り、秋田との試合で「首位を叩く」という特別なモチベーションを持って戦うチームが増えてくる。これに対抗する力を秋田にもたらせるのは、地元のファン・サポーターにほかならない。真夏の夜のソユースタジアムに足を運び、ホームチームを後押ししてほしい。
[ 文:竹内 松裕 ]

