とはいえ、前節までに取り組んだ準備はチームのプラス要素になっているようだ。8月26日の練習後の取材で、吉田 謙監督は「チーム全体をコンパクトに保ってボールを奪おう、良い形で攻撃につなげようという点を1つ積み上げた」と話している。吉田監督は就任時から一貫して「良い守備から良い攻撃」というスタイルを掲げており、着実に底上げが図られたと考えられる。
今季の秋田は目の前の一戦に全力を注ぐことで勝点を積み重ねている。だからこそ予想外の出来事に際しても、しっかり切り替えてホームの沼津戦に臨む。
一方の沼津は4連敗中と苦しい状態が続いている。前節は攻守の中心である普光院 誠を出場停止で欠く中で熊本と対戦。自陣深い位置のビルドアップが熊本のハイプレスで乱れて先制を許すと、流れを引き寄せられず0-3で完封負けを喫した。首位・秋田との戦いで結果を出して、なんとか上昇気流に乗りたいところだ。
[ 文:竹内 松裕 ]

