その相模原が第33節で対するのは、J3優勝を決めた秋田だ。三浦 文丈監督は「秋田はJ3王者。リスペクトの気持ちはありますが、われわれも目標がある。それをつかみ取るためには勝負に出ないといけない」と沼津戦後に力を込めた。
沼津戦で決勝ゴールを決めた才藤 龍治も「秋田は空中戦に強いのですが、セットプレーは相模原の強みでもあります。全員で戦っていきたい」と口にする。絶対に負けられない状況で迎える王者との戦いで挑むのは真っ向勝負。相模原の武器である、最後まであきらめない粘り強いサッカーと17戦無敗の勢いを持って、勝点3を全力で取りにいく覚悟だ。
一方、秋田は前節で鳥取と引き分け、直近4試合で1勝1分2敗。やや失速気味ではあるが、リーグ最多得点でリーグ最少失点である攻守のバランスの良さは健在だ。何より、王者という自負もある。
相模原の熱き思いを、王者はどのように受け止め、はね返すのか。そして猛追する相模原は、王者の壁をどのように打ち破るのか。見どころの多い90分が待っている。
[ 文:小林 了子 ]
