中位に甘んじている鹿児島だが、直近の明治安田J3第16節・讃岐戦は2-1と、シーズン後半戦の初戦を飾った。前半戦、ボール保持率は高かったものの、得点に結びつかなかったことが課題だった。しかし、讃岐戦では五領 淳樹の先制点、砂森 和也の勝ち越しゴールはいずれも短いパスをつないでゴール前で崩したものであり、「攻撃のバリエーションが増えた」(砂森)ことを印象づけた。さらに攻守両面において、「全員が戦い方を共有できている」ことに上野 展裕監督は手ごたえを感じている。約2カ月ぶりのホーム戦で今季初の連勝を勝ち取り、浮上への足がかりとしたい。
一方、岩手も後半戦は2連勝と調子を上げている。前節は難敵・長野とのアウェイゲームに1-0で競り勝った。前回対戦では、それまで勝てていなかった鹿児島から初めて白星をもぎ取った。アウェイ連戦をモノにできれば、昇格・優勝へのはずみとなる。
[ 文:政 純一郎 ]
