昨季は初めてJ2の舞台に参戦したが、そこでの戦いは厳しかった。シーズン途中に就任した高木 琢也監督と途中加入選手9人とともに最終節まで争ったが、残留はかなわなかった。
しかし、明治安田J2第40節、愛媛との“シックスポイントマッチ”で83分に先制された中で89分、90+6分のゴールで劇的な逆転勝利を収めた試合など、“あきらめ悪く”戦った姿勢はクラブ、選手にとって財産になったはずだ。そんな経験を基に、今季は水本 裕貴、船山 貴之、田中 陸、野澤 零温といった新戦力とともにJ3を戦う。その戦力は充実しており、チーム内での競争もかなり激しい。
ただ、高木監督は「選手層は全然厚いとは思っていない。問題なのはどう攻めていけるか。いま、何ができるかが一番問われる」と話し、開幕時点でどこまでチームとしての完成度を高められるか。
開幕戦は、沼津をホームに迎えて戦う。沼津は昨季、一度も連勝できないなど苦戦し、クラブワーストの14位に終わった。3年目の指揮を執る今井 雅隆監督の下、今季は巻き返しのシーズンになる。
両者ともに昨季の雪辱を果たすためのシーズン。その初陣はどんなぶつかり合いになるだろうか。
[ 文:舞野 隼大 ]
