長野と松本は、5月8日の天皇杯長野県予選決勝で対戦し、松本が1-0と競り勝った。スコアレスで迎えた73分、松本は菊井 悠介と松本U-18所属の田中 想来を投入。79分には菊井、安東 輝とパスをつなぎ、最後は田中 想来が左足で仕留めた。
交代策が実り、天皇杯本戦出場を決めた松本。守備でも公式戦3試合連続無失点と自信を深めている。一方の長野は公式戦2試合連続で0-1と惜敗。主導権は握れているものの、アタッキングサードで精彩を欠いている。
舞台はリーグ戦に移る。北信越リーグとJFLでの戦績は、長野から見て5勝5分6敗とほぼ互角。現在の順位を見ても、2位・松本と5位・長野の勝点差は『3』しかなく、きっ抗した展開が予想される。
長野は引き続き主導権を握りつつ、古巣対決となる宮阪 政樹のセットプレーを得点につなげられるか。出場すればJリーグ通算300試合目を迎える東 浩史にも注目したい。一方の松本は堅守を維持しつつ、得点ランク首位タイ・横山 歩夢のスピードを生かせるか。
互いのプライドを懸けた戦いが、いま始まる。
[ 文:田中 紘夢 ]

