今治は前節、同県のライバル・愛媛との“伊予決戦”に臨むも敗戦。痛恨の連敗で失速している。昇格圏の2位・鹿児島との勝点差は『9』。背水の陣で臨む今節は、ここ10試合負けがなく、5連勝中で勢いの止まる気配を見せないいわきが相手。かつてない苦しい局面を迎える今治だが、敵地での前回対戦(明治安田J3第6節)は今治に軍配が上がっており、その内容も“完勝”と言って差し支えないものであった。
今季のいわきは持ち前のフィジカルと走力を武器に、ほぼすべての試合で相手を圧倒する異次元の強さを誇っているが、今治はそんな強者から結果、内容ともに上回った唯一のチームとも言える。
ただ、いわきの勢いがシーズン序盤のそれではないのも確か。直近2試合は終盤までスコアレスが続く難しい展開となるも、最後まで強度を落とさずプレッシャーを掛け続けて、粘り強く勝点3を奪い取る勝負強さも披露。前回対戦のリベンジの準備もできているに違いない。
[ 文:松本 隆志 ]