松本は前節、J3歴代2位の15,912人を集めた長野との“信州ダービー”を2-1で競り勝った。終始ハイテンポな攻防が続いた息詰まるゲームを制し、自信はさらに深まったはずだ。田中 パウロ淳一とルカオを後半に投入して畳みかける勝ちパターンが確立されたのも大きい。今節は主力の菊井 悠介と佐藤 和弘が累積警告で出場停止だが、選手層の厚さで乗り切りたい。
富山は藤枝に勝点9差、得失点差は『21』のリードを許して昇格の可能性が小さくなった。この厳しい状況で奮い立つ姿をサポーターは期待しており、松本戦はチームの真価が問われる一戦になる。7月9日の明治安田J3第16節で対戦した際は、松本が武器とする横山 歩夢のスピードに苦しみ、CKから決勝点を奪われた。今回も彼らの速攻とセットプレーへの対応はカギになる。松岡 大智らアタッカー陣は好調をキープしており、シーズン前半戦で唯一無得点に封じられた松本のゴールをこじ開けたい。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
