好調の要因は激しいチーム内競争にある。岐阜は比較的大きく先発が変更されるわけではないが、控え組が天皇杯で清水に勝利するなど、下からの突き上げが大きい。前節・福島戦は3試合ぶり四度目の先発だった松本 歩夢が見事なアシスト。前々節・相模原戦は途中出場の田口 裕也が決勝点を挙げるなど、しっかりと勝利に貢献している。主力組もうかうかしていられない状況で、それがチームの雰囲気を良化させている。
これから気温が高く蒸し暑い“岐阜の夏”が本格化する。コンディションを崩しやすい時期だけに、控え組の台頭はどれだけあっても困ることはない。
その岐阜に乗り込む岩手は12位。しかし、今季の明治安田J3は未曾有の混戦で、今節で岐阜に勝てば勝点差は『1』に縮まる。本当の勝負はまだまだ先だろうが、上位につけておきたいのは事実。絶対に勝点を積み上げるという強い気持ちで岐阜に挑む。
[ 文:斎藤 孝一 ]
