2位・鹿児島と10位・奈良の勝点差は『10』。奈良は今節で負ければ、J2昇格の望みが消える。前回対戦はスコアレスドロー。昇格圏確保と優勝争いへの歩みを進めたい鹿児島と、昇格へのわずかな望みをつなぎたい奈良の白熱したバトルになりそうだ。
鹿児島は前節・福島戦で1-0の白星。風下の後半は劣勢に立たされたが、再三のピンチをしのぎ、2試合連続の完封勝利を収めた。大島 康明監督は「監督になって一番難しかった試合」と振り返ったが、全員で守り切った。福島戦で決勝ゴールを挙げた
端戸 仁は「全員攻撃・守備ができている」と言う。最終盤には5バックに陣形を変えて守り切るなど、状況に応じて柔軟な対応もできるようになっており、昇格&優勝に向けて、チームに一体感が出てきている。リーグ屈指の守備力を誇る奈良をこじ開け、さらに勢いをつけたい。
奈良は前節、首位・愛媛に0-3で完敗。鹿児島、3位・富山と続く上位3連戦の初戦を落とした。リーグトップタイの得点力がある鹿児島に対して、生命線である「守備のコンパクトさとエリア内の強さ」(
鈴木 大誠)でカギをかけ、得点ランキング2位の
浅川 隼人らがどのように風穴を開けていくか。
[ 文:政 純一郎 ]