3位の富山は勝点2差で2位の鹿児島を追っており、勝った場合のみ昇格の望みがある。前節・宮崎戦でクラブ史上最多の1試合6得点を叩き出した勢いでしっかり勝ち切りたい。この試合で現役を引退する
高橋 駿太は「試合に勝つことしか考えていない。いつもどおり全員で良い準備をし、勝って終わりたい」と話した。
開始から攻勢をかけた宮崎戦を振り返ると、先取点はすぐには生まれなかった。相手のカウンターを防ぎながら焦れずに攻めて、39分にゴールをこじ開けられたことが大きい。今節も勝利へのカギは先取点だ。逆転昇格の可能性をわずかでも高めるには、鹿児島との得失点差7を埋めなければならない。勝つことを最優先にゲームを運びつつ、奇跡を信じてどん欲にゴールを狙いたい。
対する11位のYS横浜も、勝つと5位まで浮上する可能性がある。2021年に記録した過去最高順位・8位を上回るために勝点3が欲しい。攻撃の要である
萱沼 優聖は、JFA・Jリーグ特別指定選手時代とルーキーイヤーを含めて2015~17年に富山でプレーし、八戸に在籍した昨季は古巣相手に決勝点を挙げている。大一番での恩返しに燃えているであろう彼のエネルギッシュなプレーにも注目だ。
[ 文:赤壁 逸朗 ]