沼津は一時3位につけるなど昇格争いを繰り広げてきたが、後半戦で失速し、12位まで順位を下げて最終節を迎えた。パス数やポゼッション率でリーグ1位の数値を残す今季は、攻撃的なスタイルを貫いてきたが、後半戦は相手の対策にかなり苦しんできた。
だが、その中で試行錯誤は続けてきた。そのスタイルを信じてきた選手たちも「どこのチームよりも良い練習をしてきた自信はある」(
附木 雄也)と語る。その上で最終節は、「積み上げてきたものは確実にある。それが間違っていなかったと思えるのはグラウンドで勝つこと。そこは最後までこだわりたい」と意気込む附木の言葉にあるように、積み上げてきたサッカーを表現し、勝利を目指す一戦となる。
一方の今治は前節、FC大阪を下して連勝を飾り、昇格への意地を見せたが、他会場の結果によって最終節まで昇格の可能性をつなぎ止められなかった。今季は連勝を伸ばし切れなかったことが、最後に響く格好となった。だからこそ、最終節では連勝を今季最長となる『3』に伸ばし、前向きな形でシーズンを締めくくりたい。
[ 文:森 亮太 ]