現在6位のFC大阪は前節・富山戦で0-2と敗戦。開幕からレギュラーとしてチームを支えてきた選手たちの負傷離脱もあり、5月の戦績は1分2敗と苦しい状況だ。しかし、新加入の選手たちが徐々に頭角を現しており、林田 魁斗、澤崎 凌大、望月 想空、堤 奏一郎といったルーキー達が次々とJリーグデビュー。重圧の掛かるダービーマッチでその力を証明できれば、リーグ後半戦に向けてチームの総合力を引き上げるだけでなく、躍進への起爆剤になるだろう。
一方の奈良は17位と下位に沈んでいるものの、5月は2勝1敗。5月25日に行われた天皇杯1回戦の京都産業大との一戦では、2点のビハインドをひっくり返す劇的な勝利で下克上を阻止。勢いそのままにアウェイの東大阪市花園ラグビー場に乗り込む。勝利をつかむためにも、ここまで5ゴールの嫁阪 翔太、百田 真登の得点に期待がかかる。
J参入初年度となった昨季のダービーマッチは、1勝1敗と五分の戦績で決着。2年目となる今季は、どちらのチームも負けたくない気持ちがさらに強くなっているに違いない。勝利だけを目指し、両チームの意地がぶつかり合う、今節注目の大一番だ。
[ 文:上田 朋美 ]
