ホームの松本はリーグ5位タイの33得点。“プログレッション(前進)”を根本に置いており、足元でつなぐだけでなく縦に速い攻撃も兼備する。安永 玲央や村越 凱光らのロングスローを含めたセットプレーも武器の1つとなっている。スコアラーとしてけん引するのは浅川 隼人。相手DFの視界から消える職人芸がさえ、今季10ゴールを挙げている。今季の目標は「20得点以上」、「J3得点王」と公言。勝利をもたらす一撃に期待がかかる。
課題だった守備も徐々に安定の兆しが見えている。プレスのメリハリと自陣ゴール前の堅さが出てきて、直近2試合はクリーンシートを達成。負傷離脱から戻ってきた野々村 鷹人が最終ラインで存在感を高めている。
アウェイの福島はリーグ3位タイの35得点。CB2枚と中盤の3人を核にボールを動かし、森 晃太、塩浜 遼、澤上 竜二の3トップがドリブルやヘディングなどのストロングポイントを生かしながらゴールを陥れる。前節・宮崎戦は3-0で勝利を収め、3連敗の苦境からひとまず脱した。
リーグ中断前ラストの一戦。互いに上位進出を狙うためにも、大きな一戦となる。
[ 文:大枝 令 ]
