今治の勢いは本物か。今季ここまで好不調の波が激しい今治だが、ここに来てチームは6戦負けなしの4連勝。攻守両面でのバランスにもポジティブな面がうかがえ、内容を伴う好結果には、調子に左右されないチーム力の向上が感じ取れる。
この夏に補強した新戦力もチームの上り調子に拍車をかけている。シャドーのポジションに加わった
加藤 潤也は前線での高いキープ力から巧みにゲームメークして攻撃のバリエーションを増やし、186cmの大型FW
ウェズレイ タンキはその体格を生かしたダイナミックなプレーで相手守備陣に強い圧力を掛けるなど、チームの歯車にガッチリかみ合っている印象だ。
ここまで苦しいシーズンが続いている岩手からすれば、勢いに乗るチームを相手にしたアウェイ戦は我慢のしどころ。前回の今治との対戦ではシュートを1本に抑え込まれながらも、相手の猛攻をしのいでスコアレスドローに持ち込んだ。当時は苦境の中から貴重な勝点1を得ているだけに、今節も粘り強く戦う中で勝機を見いだし、下位から脱出するきっかけをつかみたいところだ。
[ 文:松本 隆志 ]