今季二度目の3連敗を喫して中断期間に入った琉球。金 鍾成監督は「ゴール前まで思い切って向かう気持ちを高めていきたい」とチーム全体のシュートの積極性を要求。7月23日にFC大阪からFW重松 健太郎を期限付き移籍で獲得して攻撃にテコ入れを図ると、相手のスキを突いたミドルシュートの数が増加し、サイドハーフで起用された武沢 一翔と佐藤 祐太が中断期間明けで得点を決めるなど、フィニッシュへの意識が明確に高まっている。前々節・福島戦(1◯0)、前節・金沢戦(2◯1)は守備の粘り強さも相まって、僅差の試合をモノにしている。勢力を維持した状態でホームでの今節に挑む。
一方の鳥取は前節、FC大阪と対戦。前半に先制を許すも、52分に松木 駿之介が同点ゴールを奪う。落雷のため59分から約50分間中断されるという難しい状況だったが、後半アディショナルタイムに田中 翔太がPKを決めて逆転に成功。土壇場で底力を発揮し、勝利をつかんでいる。
鳥取は中断期間前最後の試合となった明治安田J3第23節・岐阜戦(1◯0)で11戦未勝利という長いトンネルから脱出すると、それ以降は3連勝。今節は自信を持ってアウェイ戦に臨む。
琉球は昨季鳥取でプレーしていた重松、増谷 幸祐、鈴木 順也のほか、福村 貴幸(※負傷により長期離脱中)、金 鍾成監督が元鳥取。対する鳥取は田中 恵太と富樫 佑太が古巣戦となる。特別な心情も交差する中、互いに連勝継続を懸けた戦いに挑む。
[ 文:仲本 兼進 ]
