八戸は前節、4位につけていた北九州と対戦。序盤から主導権を握って多くのシュートチャンスを作り、3得点を挙げて勝利。前々節は、試合前時点で4位だった沼津を下しており、上位チーム相手に2連勝を果たしている。守備面では2試合連続でクリーンシートを達成し、攻撃面も2試合で4得点とまずまずの結果を残した。
石﨑 信弘監督は「ケガ人が多く、入れ替わりがある中、無失点は評価できる」と守備に関しては手ごたえをつかんでいる。攻撃に関しては「良い形でシュートに持ち込むこと。シュートを枠に飛ばすこと。いかにして決め切るかが課題」と満足はしていない。
現在9位で、J2昇格プレーオフ圏内まで勝点差は『2』。まだ改善の余地があるチームをどうまとめて、どう戦い抜くのか。百戦錬磨の石﨑監督の手腕に期待がかかる。
対するアウェイの奈良は19位に沈んでおり、7月21日の明治安田J3第22節・琉球戦を最後に勝利から遠ざかっている。前節のFC大阪との“生駒山ダービー”ではカウンターで失点を喫し、得点も奪えずに0-1で敗戦。9月4日に中田 一三監督が就任して以降、5分1敗と未勝利が続く。J3残留に向けて目に見える結果が欲しい奈良は、アウェイの地で躍動することはできるか。
[ 文:夏目 二郎 ]