長野は前節、北九州と1-1のドロー。前々節・八戸戦からスタメンを9人入れ替え、Jリーグ初出場の選手や同初先発の選手も名を連ねた。勝てば自力での残留が決まる一戦において、髙木 理己監督は練習の出来を踏まえて大胆な策に出た。攻守にかみ合わない場面も多かったが、粘り強くスコアレスで推移する中で81分に先制を許すも、90+5分に田中 康介が起死回生の同点ゴール。出場機会が限られている選手たちが意地を見せ、勝点1を持ち帰ると、他会場の結果を受けて残留が決定した。
一方、前々節・北九州戦の試合前に残留が決まった讃岐は前節、今治と対戦して0-1で敗れた。
長野は直近13試合未勝利、讃岐は同5試合未勝利と、両チームともに苦しんでいる。両者のリーグ戦通算対戦成績は長野の8勝3分。相性からすればホームの長野が圧倒的に有利だが、長野が負けなしを継続するのか、それとも讃岐がジンクスを打ち破るのか。
今季は残留争いに巻き込まれた両者。ひさびさの勝利でシーズンを締めくくりたい気持ちは同じだろう。来季への希望を示すべく、最後の90分に挑む。
[ 文:田中 紘夢 ]

