互いに大幅入れ替え。光るプレーを見せた鹿島の面々
北海道コンサドーレ札幌
MF 30
普段やっている試合の強度とはまったく違うステージだったので、少し視野も狭くなったし、バタバタするシーンもあった。ただ、ビビらずに目の前の選手と勝負することを意識していたので、そこは逃げずにやれたのは良かったと思っている。去年のいまごろの時期には想像もできないような舞台で試合をさせてもらった。送り出してくれた大学や、いろいろな人に感謝しながらプレーをした。収穫を挙げるならば、プロ選手を相手に逃げずにやれたところだと思っている。一方で課題は状況判断のところと「自分が自分が」というような感じになってしまっていたので、そのあたりは磨いていかなければいけない。
MF 33
非常に難しい試合でした。内容的にも良くない敗戦になりました。個人的には負傷からの復帰戦ということで、久しぶりに試合でプレーできたことは良かったと感じています。敗因の1つとしては、球際の厳しさ、アグレッシブさだったのかなと思っています。そこでボールを奪って攻撃につなげたかったのですが、それができませんでした。そのあたりを修正し、次の試合では勝利できるように頑張っていきたいと思う。個人としても、練習を積むことで試合勘は戻せると思う。ただし、今日の試合ではチャンスがありながらも決め切れなかったが、そこは試合勘がどうということではなく、しっかり決めなければいけない場面だったと思っている。そのあたりも改善したい。
鹿島アントラーズ
監督
監督になって最初のホーム、カシマスタジアムでのゲームになりましたけど、たくさんのサポーターの皆さんに平日の夜にもかかわらず集まっていただきました。皆さんと一緒に勝利を奪うことができて非常に良かったと思います。ありがとうございました。 ゲームのほうはお互いに多めにメンバーを入れ替えてきた中で、少しオープンとは言わないですが、フレッシュな形の中で、どちらにもチャンスがある展開だったと思います。われわれのやろうとしている形の中でわれわれもチャンスを作り、札幌さんも札幌さんが狙っていた形の中でチャンスを作る、そういった流れだったんじゃないかと思います。実際に、ポストを叩いた場面もありましたし、非常に危ないシーンもありました。ただ、われわれのほうに最初にゴールが出た。その最初の点が非常に大きかった。そういうゲームだったと思います。特にそのシーンで松村(優太)が武器を出してくれたなと思います。いま、チーム全体としてたくさんのことはできていない、と前から言っていますが、今回も中2日で守備のところだけきちんと整理した中で、あとはそういった中で個人個人の特長が少しでも出ればいいな、積極的にやることによって、そういう部分が出ればいいなと思っていたのですが、あの場面はそういう部分が出たシーンかなと思います。 あとはゲームをリードしてからどうコントロールしていくか。今日は若い選手が多かったので、そういった意味ではキャプテンの永木(亮太)もそうですし、ベテランの選手、言ってしまうとヤス(遠藤 康)と(クォン)スンテになると思いますけど、彼らがうまくまたコントロールしてくれた。重心を下げるということではなく、前に行きながらバラバラにならないようにコントロールしてくれながら(失点)ゼロで終えてくれた。さらに、この前(リーグ前節・徳島戦)は取れなかった追加点を取れてゼロで終えたこと。その辺も含めて良かったと思います。 --直近のリーグ戦から先発10人を入れ替えた中での勝利について。先ほども言いましたけど、若い選手がパワーを持っているのは当然。当然と言ったらおかしいかもしれませんが、エネルギーを持った部分がある。ただ、それがすべて良い方向に出ればいいですけど、そうじゃないことというのも出てくる。そこでやはりコントロールする部分、その辺りのバランスを含めて、今回出た選手たちが、それぞれの役割をきちんと理解しながら、グループとして戦う、勝ちに向かうところをよく表現してくれたと思います。 --ラインがキレイにそろっていました。どんな声をかけて整備されたのでしょうか?たぶん昨日とかも話をしているかもしれないんですけど、優先順位を整理する。それによって判断の基準がそろってきていると思うので。別にラインがそろえばいいとは思っていなくて、そろうことによって自分たちが得する部分とかいろいろあるんですけど、そろわなくても判断の基準が合っていれば多少高さが違っても問題はないと僕は思っているので、そういう意味では判断の基準を選手たちが「まずやってみよう」という形でやってくれていることが、僕にとってはありがたいですね。そういう部分がいま、1つ結果に結びついて、これがベースとなっていってくれたらいいなと思います。 --前からのプレスは指示だったのか、状況に応じての判断だったのか?(指示は)まったくないです。判断して、行けるなら行こうという中で今日は行けたというところもいろんなことを含めてだと思います。最初にこのメンバーにするというところでも、そのパワーを持っている11人にするということが僕にとってすごく大事だったので、実際にそういうシーンが増えました。増えれば増えるほど、脆くひっくり返されることもあると思うんですけど、今日もピンチがなかったわけではなかった。そこもなんとかしのぎ切って、その辺も含めて、最後のところをやらせなかったメンタリティーも含めて、選手たちに感謝したいなと思います。
北海道コンサドーレ札幌
監督
今日は自分たちで自分たちのゴールに3点入れてしまったような試合でした。1点目はビルドアップでGKが持ち出したところを相手選手に詰められて、2点目は確実にクリアしなければいけないところを相手にパスをしてしまい、シュートを打たれて決められてしまった。3失点目もマイボールにできるところでPKを与えていた。相手が外してくれたPKのところも、マイボールにしていたところを入れ替わられてファウルをした。防げていたところを相手に得点を与えてしまいました。そうした非常に厳しい状況でしたが、その中で前向きだったのは、長く負傷で離脱をしていた選手が復帰をして試合に出場したことだと思います。それが唯一、前向きな要素でした。ただし敗戦はしましたが、重要なのはグループステージを突破すること。残りの試合でしっかり勝点を獲得して突破できるように引き続き戦っていきたいと思います。
鹿島アントラーズ
FW 27
松村 優太
得点の場面はまず相手のDFが後ろを向いて、方向的にGKに返すなと思ったので、自分だったらこの距離で相手のパススピードを見て行けるんじゃないかな、と思ってあきらめなかった。チームとして前から行くというのをやっていたので、そのコンセプトが表れた場面だったので良かったなと思います。 PKの場面は相手が3バックということもあって、ああいう斜めの動き出しは効果的だなと自分でも感じていましたし、あの場面、スルーパスが出てきて、うまく相手の前に入れたことでうまく相手のファウルを誘えたんじゃないかと思います。 --今季、試合に出ることも多かった。ゴールという目に見える結果を手にできたことについては?今季初ゴール。これからに向けて自分にとっても自信になりますし、チームとしてまず相馬(直樹)監督の体制になってから2連勝できたという事実に関しても素晴らしいことですし、その中でも自分が勝利に貢献できたことは非常にうれしく思います。 --リーグ戦に向けた意気込みは。この前は勝ちましたけど、まだまだ自分たちが納得できる順位ではないですし、勝って次負けて、というのがこれまで続いていたんですけど、その流れを断ち切るためにもリーグ戦で連勝することは大事になってくるので、連戦ですけど一つひとつ自分たちの中で合わせていければなと思います。
MF 25
遠藤 康
とりあえず勝てて良かったですし、複数点取れたことが非常に良かったかなと思います。 --相馬 直樹監督は「ベテランの選手たちがチームを落ち着かせた」と言っていた。今日のゲームはどんな意識で入っていた?勝つことを一番にフォーカスしてやっていましたし、初めて出る選手とかもいたのでバタバタしないようにしようかな、と心がけていました。