2025/12/7 (日) 13:13 KO
準決勝
徳島ヴォルティス
徳島
1
-1
ジュビロ磐田
磐田
入場者数: 11,387人
天候: 晴|気温: 16.7℃|湿度: 41%
アドバンテージを生かした徳島。終盤に追いつき、決勝進出
ジュビロ磐田
最近は試合に出られていなかった中で、スタメンに選んでもらいましたけど、必要だったのは勝利なので、それが達成できずに悔しいです。ゴールを取れたことは良かったですけど、それが勝ちにつながるゴールであれば、なお良かったと思います。 --我慢しなければいけない展開が多かったことについては?勝たなければいけなかった中、前半のうちに先制できたことで、プラン的には1-0で守り切れば次のステージが見える中で、少し受けに回り過ぎたというか。後半にかなり攻勢を強められて、ああいう時間が長ければ相手のチャンスは増えていくと思いますし、そこで耐えられれば良かったですけど、そこが1つ足りなかったと思います。 --ゴール以外でも、守備でけん制をかけるところでもすごく貢献した印象です。その点についてはいかがですか?そこは求められた部分だったし、攻撃でも守備でも前に行く姿勢は出られていない中でもしっかりと準備してきたので、そこは出せたと思います。 --今季を振り返ると、いかがですか?やっぱりもったいない試合が多かったと思います。その中で勝ちに持っていける試合もありましたし、落とした試合もありました。その積み重ねがこの順位になって、引き分けでは上に行けませんでした。本当にあと1、2試合勝てていれば、順位もかなり違ったと思います。下位への取りこぼしも多かったですし、そこは自分たちの力がなかったと思います。
もう少し自分たちでボールを動かせるシーンはありました。後半は前半以上に意識して自分のところから何本かパスをつなぎましたけど、相手コートで押し込む形を全然作れなかったので、そこは今日もっとできたところだと思います。 --奪ったボールをもう少し大事にできれば、違った展開を作れたと思いますか?前半はセーフティーにやり過ぎたところがあって、後半もリスクを冒すわけではないけど、見える選手にはもう少しボールをつけていこうと思いました。ただ1、2本はつながっても、そこから先はなかなかつながらず、最後は相手の圧力に負けてしまいました。自分たちの攻撃で相手の圧力をはね返していければ、もう少し違う展開になったとは思います。 --徳島と対戦して、感じたことについて。1年やってきたチームと、(シーズン途中に)安間さん(安間 貴義監督)になってからやってきたチームの差が出たと思います。やっぱり徳島さんは、チームとして順風満帆ではなかったかもしれませんけど、しっかりと積み重ねをしながらたどり着いた1年だったのかなというのはすごくピッチで感じました。それを僕らもやれれば一番良かったですけど、その差が出たのかなとは思います。 --ただ、安間監督の下であらためてベースを鍛える大切さは感じられたのではありませんか?いろんなサッカーがある中でもこの2カ月間やってきた部分は間違いなく、必要な部分です。そこをおろそかにしてはいけないというのは今年、あらためて安間さんになってからすごく感じた部分です。そのベースがジョン(ハッチンソン前監督)がやっているときは少し薄れ過ぎていたと思うので、またどういうサッカーをするか、それは分かりませんけど、そういう部分はどのサッカーをする上でも大切な部分だとすごく感じたので、引き継いでいけたらと思います。
徳島ヴォルティス
監督
12,000人近い方がホームスタジアムに足を運んで選手の後押しをしてくださり、(J2最終節・)長崎戦と同様に力になりました。いま一番手ごわい磐田さん相手に戦いを挑みました。ただ、この試合を第39節と捉えて勝点3を取ろうと、自分自身も、選手たちも、強い意志を持って臨みましたが、振り返ると課題は多い試合になったと思います。 内容については、前半の準備してきた自分たちのビルドアップについて言うと、相手のトリプルボランチ+2トップとウイングバックの立ち位置がどう出てくるのかを見ていましたが、どちらかと言えば重く構えてくるような印象を受けました。そこに対しては青木(駿人)やエウシーニョ、(児玉)駿斗と鹿沼(直生)をうまく使いながら、サイドから進入して押し込む形はできていたと思います。ただ、課題でもある残りの3分の1については、押し込みながらもなかなか狙いどおりのプレーができませんでした。前半の押し込んでいるような時間帯に得点が取れないことは課題だと感じています。その展開の中でロングボール1本から失点をしました。ここ数試合、失点が重なっていることは非常に課題だと思っています。ただ、今日は後半にゲームチェンジャーたちが追いつくために、逆転するために、やるべきことをやってくれて、ギリギリ追いつけて上に行くことができました。 自分が最も胸が熱くなったのは、長崎戦で柳澤(亘)とトニー(アンデルソン)が悔し涙を流しましたが、その責任を今日の試合で果たせたのではないかと思います。そして、彼らが前節(長崎戦)で経験した悔しい思いを取り戻せたと思います。 ただ、ロッカールームでも話をしましたが、「今日は喜べる状態ではない」と苦言を呈しました。勝ち上がることはできましたけど勝利はできていませんし、先ほども話したように数試合失点が重なっていますし、前半の状態で得点が取れていないことは自分たちがやってきたことに対してまだまだ足りないことがあるということです。決勝に上がれる権利をいただけましたが、次は勝点3を取らなければいけないシチュエーションです。「まだ何もつかんでいない」という話をしましたし、次に向けて選手・スタッフとともに準備をしたいです。
ジュビロ磐田
監督
2,700人のサポーターの方が鳴門まで駆けつけてくれて、ヤマハスタジアムでも多くの方が応援してくださっていました。その期待に応えられなかったことが本当に悔しいです。 僕が関わらせてもらった間に、本当に選手たちが変わろうと直向きにやってきた姿を見てきましたし、その裏づけもあって、この試合に向けて「覚悟と執念を持ってやろう」という話をしました。それをすごく感じることができる試合だったと思います。いまあるものを個人としてもクラブとしても、チームとしても出せるものをしっかりと出してくれたので、正直後ろめたいものはありません。勝ち進んだ徳島さんは、この数カ月間ではなく、年間通してやり続けたぶん、次に進むことができたと思います。 試合後のロッカールームでも言いましたけど、ジュビロに残る選手にはこの悔しさと経験を、ジュビロを強くするためにしっかりと心に刻んでやってほしいと伝えました。 --佐藤 凌我選手を先発で起用し、その期待に応える活躍でした。先発起用の意図を聞かせてください。週初めの練習で5対5のゲームをやりました。徳島さんがタイトに来る中で、背後を取れるところ、(渡邉)りょうとのコンビネーションでも行けるところ、ルーズボールにもしつこく行けるところ。前回対戦(J2第33節/0●4)では立ち上がりに叩き込まれているので、それを回避して得点を取れる可能性もあり、練習でも良いパフォーマンスを見せていたので起用しました。 --終盤は押し込まれる中、交代カードを切る難しさもあったと思います。その点はどのように振り返りますか?まず1つ目のカードを前半に(負傷交代した江﨑)巧朗のところで使わなければいけなくなってしまったことがやっぱり大きかったです。ただその後も正直、ボールを動かされるぶんには怖くないと思っていたので、2トップを代えながら(中盤の)3枚のスライドができるように、そこを交代しました。そこを引きずり出されて、ディフェンスラインと中盤の間にできる空間にボールを入れてくることがすごく脅威でしたが、そのスペースをしっかりと埋められていたのでうまく防げていたと思います。本当にシンプルなクロスで一発を合わせられてしまったところは、そこを止められればとは思いますが、選手たちはよくやってくれたと思っています。
徳島ヴォルティス
FW 9
トニー アンデルソン
課題であると捉えて、何週間も前からトレーニングを続けてきていたクロス攻撃から得点を取ることができました。(柳澤)亘が良いタイミングでクロスを上げてくれた中で、僕も良い形で入ることができて得点につなげられました。 --J2最終節・長崎戦(1△1)の終了間際に決定機を逃した悔しさが、この1点につながりましたか?あの経験をしたからこそ得点できました。われわれ選手というのは、ミスをして、分析して、修正して、努力して、成長するサイクルを繰り返します。だから前回の失敗から学べましたし、前回の失敗から新たなモチベーションも作ることができて、この得点に結びつけることができました。
DF 22
柳澤 亘
--同点ゴールのアシストについて。ただ単にクロスを上げるのではなく、しっかりと見極めてクロスを上げられたのかなと思っています。 --プレーオフ決勝・千葉戦に向けて。次は勝利必須の一戦です。これまでも勝たなければいけない試合が10試合以上続いてきました。なので、やるべきことは変わりません。今日は僕がアシストできましたが、まだ何もつかめてはいません。次だと思っています。 --J2最終節・長崎戦(1△1)の失点場面で相手に突破されたことに対しては、どのように向き合ってきましたか?サッカーなのであることではありますが、もう繰り返さないように、なぜその事象が起きたのか、それらを整理してきました。