2024/8/21 (水) 19:03 KO
ラウンド16
サンフレッチェ広島
広島
2
-0
愛媛FC
愛媛
入場者数: 5,111人
天候: 晴れ|気温: 29.6℃|湿度: 79%
苦しみながらも。広島が準々決勝への切符を獲得
愛媛FC
--前半は良い流れで試合をしていただけに、悔しさが残る一戦となった。前半、僕のところで決定機があったので、そこで決めなければいけなかったです。それが勝敗を左右したと思いますし、個人的に責任を感じるところがあります。ああいうところで仕留められるかどうか。それがいまの自分の実力かなと感じています。内容的には相手の時間帯があったり、自分たちの時間帯があったり、どっちに勝利が転がってもおかしくなかったぶん、決め切るところが差になったかなと思います。 --広島にボールを握られる時間は長くなったが、攻撃面でチームとしての強みも出せていた。広島の3バックが単体で守ってくるのは分かっていたので、広いスペースを後手に守らなければいけないぶん、スペースは狙えると思っていました。足元で受けるというよりも背後へ抜けるほうが分があると思っていたので、そこの動き出しのところは意識していました。シャドーからはどんどん良い球が出てくるので、スペースも見つけやすくなる。そこで自分の持ち味を生かすために走ってボールを引き出そうとしていました。 --決定機は複数作ったが、相手も粘り強く対応してきた。チャンスの回数自体は自分や(石浦)大雅だったりで作れていましたし、思っていたよりも決定機は作れたけど、そのぶん悔いが残るところはあります。広島相手にやれなかったとは感じていないけど、勝負は小さなところから差がついてくると思うと、悔しいです。 --後半はチームとして運動量が落ちて苦しくなったが、それまでの戦いぶりには自信を持っていいのでは?J1で上位に食い込むチームにあそこまで戦えたというのは、手ごたえを感じる部分はあります。自分たちが目指している場所があそこだとしたら、個人としてもチームとしてもまだまだ強度やパワーが足りていないと思います。そこは日々自分にベクトルを向けてやっていくしかないと感じています。
MF 3
--このタイミングでコンディションが整い、気持ちの入るゲームになったと思うが?僕の中ではケガから復帰したときにはチームの勝利に貢献できるよう、いつでも使ってもらえるように準備してきたつもりです。ようやくこの広島戦で調子が上がってきた中、どこまで体力がもつかは分からなかったんですけど、自分に与えられた時間、与えられた役割を100%やりたいと思っていました。前半から躊躇することなく、全力疾走でやっていきたいという思いがありましたけど、途中で足が止まったというのは悔しいところがありました。それでも、いまの自分の持てる力は出したつもりです。 --思い入れのある古巣・広島との一戦。そこに関して個人としての思いは?広島が僕の中で特別なチームであることは間違いないです。そういう素晴らしい相手と戦えることは、試合前から幸せな思いと、絶対にやってやろうという思いがあったので、なんとしてでも結果を残したかったです。結果が得られなかったので悔しい気持ちはありますけど、これだけ素晴らしいサポーターがたくさん愛媛まで来てくれて、広島サポーターの前で自分がいまできるプレーを見てもらえたということは、自分の中でまた次へ進んでいくためのポジティブなことだと感じています。 --天皇杯での戦いぶりを振り返って。ここで勝って次のステージに行きたい思いはもちろんありましたけど、強敵・広島への挑戦権を得られたことはチームとしてみんなが力を証明したからだと思います。天皇杯では、愛媛が控え組で臨むから実力で劣ると思われがちでしたけど、僕はまったくそう思っていなくて、どの選手がピッチに立ってもこのチームは愛媛のサッカーができるし、それを今日も証明したかったです。残念ながら勝つことはできませんでしたけど、チームとしての力を存分に発揮したという意味では、この天皇杯でチームとしての競争力を上げることができました。チームとしては非常に有意義な大会になったと感じています。
サンフレッチェ広島
監督
前半は本当に愛媛は素晴らしいサッカーをしたと思います。勇敢ですごく良いサッカーをした中で、すごく目的に合ったというか、しっかりと的を射たというか、そういう良い攻撃がありました。 後半に入ったら自分たちが完全に握ったと思っています。後半開始直後から大きなチャンスを作ることができました。その後もいくつも良いチャンスを作り続けることができましたし、その中で2点を取って、2-0で勝つことができました。天皇杯は非常にやりづらい大会で、毎試合やりづらいですけど、後半に自分たちが見せたものは勝利に値するものだったと思います。 ここをしっかりと突破することができ、次の試合(準々決勝)はガンバと当たることになりますけど、ガンバも素晴らしいシーズンを送っている中ですごく面白い試合になると思っています。
愛媛FC
監督
J1の広島相手と言えど、ホームで戦うので勝ちにいきました(※天皇杯は中立地扱いだが、愛媛から見れば本拠地・ニンジニアスタジアムでの試合)。前半はそこそこ戦えたところはありましたけど、後半はチームとしての総合力として失速してしまったところは否めませんでした。まだまだ自分たちの力が足りないということを認識して、次に進みたいと思います。 選手はよくやってくれたと思います。出場機会が少ない選手やケガで出遅れた選手も今日は起用しました。コンディション的にもゲーム勘がない中、足をつる選手もいましたけど、今までのJ2よりも強度が高かったことを考えれば仕方なかったところはあります。そこはチームの総合力の問題かなと思います。前半はやっていた、相手をしっかり見てボールを動かしていくところで言えば、スペースは見えていたと思います。あとは精度の部分を選手が入れ替わっても長時間やっていくことは、まだチームとしての力不足かなと感じました。やれていたところを確実なものにして、次のリーグ戦に全体として積み上げていきたいと思います。 見た目よりも選手の体感的には(相手の)強度が高かったのかなと思います。今までこんなに足がつったり、足が止まるということもなかったので。これを良い経験にするというのは本当はダメなんですけど、結果は戻ってこないので、しっかり受け止めて練習から突き詰めていきたいと思います。 --前半は相手の背後への攻撃にもアラートさがあり、攻撃面でもチームの強みを出していた。難敵相手にどこに勝機を見いだそうとした?なかなか勝機を見つけられなかったというのが正直なところでした。ただ、少しつけ入るスキがあるとしたら相手のボランチ。そこの強度はそこまでないのかなと思っていました。自分たちのボランチがボールを受けられるポジショニングを取り、そこへ相手が出てくるところでどう突くかを意識していました。どんどん人に対してプレッシャーを掛けてくれるイメージがあった。後手を踏めば1対1の局面では難しくなるけど、こっちが優位性を持ってボールを持てた場合は、そこに勝機は出てくるのかなと思っていました。
サンフレッチェ広島
FW 51
加藤 陸次樹
--前半は苦しみました。守備がハマらなくてキツかったなという印象でしたけど、後半にトルガイ(アルスラン)選手が決めてくれて流れがガラッと変わったので、良かったです。 --先制点のアシストシーンについて。トルガイ選手は本当にボールタッチがうまいので、雑なボールでも止められるという感覚があった。なので、通ればいいって感じで雑に出しましたけど、相当うまいですよ。ボールタッチが本当に繊細ですね。 --自身が決めた2点目のシーンを振り返って。GKがファーのコースを読んでいたので、僕は相手の一番取れない股を狙ってシュートを打ちました。それがうまくゴールのコースに入っていたので、良かったです。 --難しい試合で勝って、次に進むことができました。勝つことが何よりです。次に進めるので、また気を引き締めて次に臨みたいです。もう本当にここからは全部落とせないので、とにかく次の試合(リーグ次節)も勝って町田との差をできるだけ縮められるように、良い準備をしたいです。