2023/3/4 (土) 14:03 KO
第3節
京都サンガF.C.
京都
2
-0
FC東京
FC東京
入場者数: 13,255人
天候: 晴|気温: 14℃|湿度: 44%
京都が待望の今季初勝利。2-0でFC東京に快勝
FC東京
京都は開幕から2連敗している中でのホームゲームで、自分たちに死に物狂いで向かってきたのは伝わってきた。そこの勢いでちょっと構えてしまった部分があって、相手に『絶対にいけるぞ』という気持ちにさせてしまったところはあったと思う。 1点勝負になると思っていた中で、前半もピンチはあったけど我慢するところは耐えて、後半勝負だったと思うけど、セットプレーでやられてしまった。アウェイゲームだと、そこから流れをこっちに持ってくるのはなかなか難しかったですね。 --強度が高いチーム相手にボールを握るため、反省点や修正点は?相手のサッカーに付き合ってしまった部分はある。簡単に言えば自分たちがボールを持っていれば守備をしなくていいし、失点することもない。そう考えると、ボールを保持する時間をもっと長くできればいいと思う。 ただ、立ち上がりなどは状況も状況なので、ボールを保持するならどうやって保持するとか、どうやってつなぐのか、そこを明確にしていかないといけない。もう少し選手の距離感を良くしていって、つながりさえあればボールは絶対に回ると思うので、意識を変えていければいいと思いますね。
京都サンガF.C.
監督
J1での勝利は昨年の鳥栖戦までさかのぼりますが、そこから引き分けを繰り返して、J1に残留して、今年への意気込みは選手も高いものがありました。われわれスタッフもそのつもりで上位を目指そうとしたところで、自分たちの服ではない違う人の服を着てしまった開幕戦、少し取り戻した名古屋戦と、シーズン開幕の入り方は良い試合ではなかったです。 今日の試合を本当の開幕戦にするために準備してきましたし、開幕戦からの日々の中でしっかりとリカバーして、勝ったことよりも「われわれのサッカーはこうなんだ」というものを応援してくれる人たちに見せられたことが、すごく価値があると思っています。 自分たちは相手を恐れずに懐に入っていってゴールを目指すチームなので、その意気込みや球際の部分は前向きでした。判定のことなど難しい場面もありましたが、そこで崩れることなく、京都サンガの試合をやり切った選手たちを本当に称えたいと思います。やってきたことが結果になってうれしいです。ただ3試合で1勝しかしていません。これからが大事だし、これをベースにして、次のG大阪戦や湘南戦へ向かっていきます。 --攻撃面について。相手より人数を多く攻めて、多く守ったチームが強い。その原点に戻りながら、取り組んできたことが結果に出ればいいと思っていました。これで満足はできませんし、次へ向かっていきたいです。 --3試合目で決まった今季初得点について。(川﨑)颯太はゴール前に入っていく力があります。その前の木下(康介)のクロスが素晴らしいボールでした。今日は木下と(山田)楓喜を初先発させましたが、彼らがチームを生き返らせるような働きをしてくれました。
FC東京
監督
試合前から、このゲームがインテンシティーが高く、戦う場面が多くなることは予想していました。だからこそ、最初はドタバタする時間があるにせよ、そのあとは落ち着いてゲームをコントロールする。それがゲームプランでした。前半20分、25分ほどは試合をコントロールすることが難しかったですけど、そのあとはうまく落ち着くことができていました。 ただ、京都さんのアグレッシブでインテンシティーの高い守備に苦しむことが多く、コントロールできた時間もありましたけど、そのあとは継続的にはできませんでした。われわれとしても京都さんとしても、お互いに試合をコントロールしている時間は長くなかったと思います。その場合、先制点を取ったチームが勝点3をもぎ取る。そのような試合展開だったと思います。アダ(アダイウトン)にも先制点を取るチャンスはありましたが、京都さんのほうがそのチャンスを生かして勝点3を取った。いずれにせよ、もっと試合をコントロールすることを求める展開でした。 中央でのプレーもなかなかできず、ライン間でのプレーもいつもどおりできなかった。そうやってプレーできたときはチャンスを作れていたと思いますけど、継続的にできていたかと言うと決してそうではなかったです。先制点を決めたチームが勝つ、不安定な試合展開だったと思います。 --失点はセットプレーとPKからで戦術とはあまり関係ない部分の失点であったが、どう修正していく?開幕からの2試合と今日の試合の大きな差は、最初の2試合はわれわれが試合をコントロールする時間を長く持ち、多くのチャンスを作っていたが、今日は決してそうではなかったです。われわれが期待する形で多くのチャンスを作れませんでした。浦和戦はお互いにプレーしようとする意識が強かったです。そして柏さん、京都さんはアグレッシブな守備が特徴だと思います。柏戦では冷静に落ち着いてプレーをして、複数のチャンスを作れていましたが、今日はそれが課題として残ります。 現在のチームは、中央やライン間でプレーするのが得意な選手が複数離脱しています。そしてU-20の代表に行っている(松木)玖生も不在です。特定のポジションに不在の選手が重なっていますが、それをチームとしてカバーしてプレーしないといけません。 今日の試合が難しくなるのは予想していました。そこで幅を取るスピードのあるウイングを起用した攻撃を狙っていました。やはりアグレッシブな守備をしてくる京都さんには中央でのプレーが難しいと予想していたので、幅を取るウイングの起用が狙いでした。アグレッシブな守備をうまくいなす形でボールを持てたときは落ち着いてプレーし、相手陣地で押し込んで攻撃し続けたい意図があったわけですが、それが狙いどおりにできなかった試合展開でした。 ある特定のスタイルを目指すといえども、それに適した選手が複数人戦線離脱していると、難しい展開になることは仕方ないと思います。その中で両ウイングのスピードを生かしたプレーを望みましたけど、なかなか期待どおりに発展させることができず、試合も落ち着いた展開ではなかったので、先制点が大きな比重を持つ展開だったと思います。 質問に対する返答としては、セットプレーからの失点がチームの抱える大きな問題とは思っていません。プロとしてデビューした複数の若手選手が大胆にプレーしたことはとても称賛に値すると思います。
京都サンガF.C.
MF 7
川﨑 颯太
サンガスタジアムでの開幕戦でふがいない試合をしてしまい、自分たちも納得いかない戦いでした。今日は本当にみんなの気合いが入っていたし、ファウルになってしまいましたが、前半の(山田)楓喜の守備のようにどんどんボールへ行くこと、激しく奪いにいくことで良い試合の入り方ができたと思います。 相手のスカウティングもしましたが、今日はまず自分たちからプレスを掛けにいくことや、全員がつながってプレーする距離感などを意識しました。ボールを奪っても後ろに下げるだけでなく、常に前を向いていました。そういう姿勢を、相手はイヤがっていたんじゃないかと思います。 --先制点について。FKの場面で自分はゴール前に入りました。身長はそれほど大きくありませんが、どこかのエリアやセカンドボールで脅威になってやろうと思っていました。(クロスを上げた木下 康介と)目が合ったわけではないけれど、良いボールが飛んできたので、思い切って飛び込みました。シュートが良いところへ行って良かったです。 (決まった瞬間は)気持ちよかったですね(笑)。自分が決めた瞬間、目の前に喜んでくれるサポーターがいて、あの瞬間を共有できたことは良かった。皆さんの喜ぶ顔が見たいし、これからもがんばらなければいけないなと思いました。
FW 17
木下 康介
開幕戦からの2試合をスタンドから見ていて、なかなかうまくいっていない部分が多かった中で、自分の役割や求められるものはハッキリしていたので、それをピッチで表現することができました。アグレッシブに攻守で前から行くこと。プレスだったり、積極的にボールを受けにいくことや、受けたら前を向くことは意識していました。前節もロングボールが多かったので、そこで時間を作れたらチームメイトが前へ飛び出していけます。 --京都での初スタメンだったが。準備はキャンプからしていて、自信はありましたし、相手がどこであれピッチで力を出すだけだという気持ちで臨みました。個人としても、チームとしても得点と勝点が必要でした。試合内容が良くて、得点も勝点3も取れて、良い出来だったと感じています。パトリックとの関係もうまく合わせることができたので、これから試合を積み重ねることでさらに関係を良くしていきたいです。 --サンガスタジアム by KYOCERAで戦ってみて。公式戦では初めてプレーして、あらためて良い雰囲気だなと感じました。専用スタジアムでサポーターが近いし、自分たちのゴール裏の前で今季初得点を演出できたのは非常にうれしいですね。
DF 4
井上 黎生人
すごく手ごたえのある90分間でした。正直、負ける気がしなかったくらい、みんなの気持ちが出た試合でした。開幕戦ではふがいない試合を見せてしまったので、サポーターの皆さんにどうにか3節目、ホーム2試合目で挽回したかったので、勝利を届けられて良かったです。 毎日のトレーニングで愚直にやり続けることが大事だなと思ったし、今週はどんどん前に行こうというところを取り組んできた中で、「これぞ京都サンガだ!」という試合を見せられたと思います。これを続けたいですね。 --相手の前線は一発がある選手だったが、そこへの対応について。すごく楽しかったです。こういう表現は賛否あるかもしれないけれど、好きなことをしている以上楽しまなければいけないし、その中でプロとして結果を出さないといけない。相手がクオリティーのある選手が多い中、僕たちもチャレンジしていく必要がありました。 --後半終了間際のクリアも見事だったが。ただ、あれは僕が手前で触らなきゃいけませんでした。あれは自作自演ですね(笑)。GKのワカ(若原 智哉)にも感謝して、足を止めないという姿を見せられたことは良かったです。