2024/7/14 (日) 19:03 KO
第23節
サガン鳥栖
鳥栖
0
-2
ガンバ大阪
G大阪
入場者数: 9,913人
天候: 雨のち曇|気温: 23.2℃|湿度: 90%
これが今季のG大阪。堅守と決定力で勝点3をモノにする
サガン鳥栖
監督
ファン・サポーターにたくさん来ていただいたにもかかわらず、結果を出せずに申し訳なく思います。選手たちは本当に最後までファイトしてくれましたので、次につながる試合になることも事実ですが、負けは負けなので、しっかり反省して次に向かいたいと思います。 --攻め込む時間も長く、チャンスを作る過程も良かったと思います。得点だけが足りなかった印象ですが、川井監督はどのように感じていますか。また、1失点目はクロスからで、クロスからの失点が多い中で「またか」というところもあったと思いますが、クロス対応についてはどのようにお考えでしょうか?いま、試合が終わりまして、(得点についての)率直な感想は一緒ですね。G大阪さんはそこを決め切る力があった。われわれは、皆さんも「そこでシュートを打てよ」というシーンが何度もあったと思いますが、最後の技術と言いますか、そこは少し足りなかったなと。「打ちたいけど、打てなかった」という感覚だったのかなと思います。そこの差が1試合を通して出たなと思いました。 (クロス対応については)少し今までのクロス(からの失点)とは違うと言いますか、完全に深いところまで入られて、ヘディングやそういった(類の)ものではないので、あそこを突破されることが1つ、問題かなと思います。クロス対応についてはしっかりと改善していきたいなと思います。 --マルセロ ヒアン選手が欠場という中、どういった形で攻撃の構築を描いていたのでしょうか?前半からチャンスは多く作れたと思います。ヴィニシウス アラウージョがゴールネットを揺らしましたし、(ファウルの判定は)ちょっと厳しいかなと思いましたが、彼は彼の良さがあります。後半は富樫 敬真をトップに入れましたが、富樫には富樫の良さがある。今日はマルセロ ヒアンがいなかったのですが、どういうパターンであれ、さまざまなタイプのFWを持っているので、彼らのキャラクターを生かして戦いたい。今日に関して言えば、基本的には地上戦でやりながら、ただ、相手がそこに慣れてきたらクロスを入れて得点というシチュエーションは狙っていました。 --清武 弘嗣選手とヴィキンタス スリヴカ選手の起用の意図について教えてください。アタックの部分ですね。そこで違いを出してほしいなというところ。彼らには少し酷な状況でしたが、よくやってくれたと思います。まずはデビューをしてくれたこと。ケガもなく、パフォーマンスを出してくれたこと。われわれの背景としては連戦が続いていたので、練習試合をやる時間もなくて、酷な状況での起用になりましたが、こういうところからコンディションを上げていってもらいたいなと思います。
ガンバ大阪
監督
全体的にまず良かったなと思います。自分たちが求めていた展開の試合内容になったのではないかなと思います。前半は相手を上回る、鳥栖さんを上回ることができて、先制点を取ることができて、自分たちの流れで進めることができました。後半の立ち上がりのところで自分たちが押し込まれる展開が続きましたが、そこは唯一満足できないところです。特にサイドから崩される形が多くなった中で、自分たちは修正を加えていこうと交代を行った中でやっていったのですが、なかなか自分たちが前半のようにボールを持てないという流れが続きました。ただ、イッサム ジェバリを入れて支配をしにいこうとした中でイッサム ジェバリが追加点を決めてくれて、最終的に試合を締めることができたので、良い内容だったのではないかなと思っています。 --警戒していた横山 歩夢選手への対応に苦しんだ印象です。ハーフタイムの修正について教えてください。横山選手の対応に問題を持つのは普通かなと思いますし、ウチの半田 陸だけじゃなくて、対応する選手は全員、横山選手は非常に良い選手だと思っているので、対応するときには問題を持つのではないかなと思っています。ハーフタイムに修正したところでいうと、攻撃面で背後のところを突いていこうというのはチームに伝えました。というのも展開的にウチがリードしたので、鳥栖が前がかりになってくるのではないかなというのは予測できていましたし、なかなか疲労というのもあるので、その前がかりというのが続かないのではないかなと、疲労で落ちてくるのではないかなと思っていました。そこも踏まえながら、先ほどお伝えしたように後半は交代カードを切りながら、自分たちの支配でもう一度ゲームを動くようにしました。 --後半の交代カードの意図について。まず倉田 秋のところに関しては、戦術というよりは前線のプレスをさらにアクティブにしたいというところがありました。倉田はパスラインのカットがうまかったり、相手のビルドアップを邪魔して前進させないという守備のところで非常に駆け引きがうまく、そういったところが必要になっていたので、倉田を入れました。相手のビルドアップを防いでいこうという狙いがありました。松田 陸のところに関してもほぼほぼ一緒で、(坂本)一彩と(宇佐美)貴史のところで疲労が見えていました。ファン アラーノが中のトップ下のところでのプレーができるので、そのままファン アラーノを移して、松田 陸をサイドのウイングのところに入れて、先ほどの倉田のところと一緒で前線のプレッシングをフレッシュにしていこうという狙いがありました。
--少し悔やんでいると思いますが、先制点の場面で受けに下りた宇佐美 貴史選手をつぶし切れずにギャップを生んでしまいました。マンツーマンで守る以上、あそこはつぶし切らないといけなかったのではないでしょうか?(前節で対戦した)新潟さんよりも捕まえづらいポジションというか、本当にやりづらい位置に入られたなと思います。宇佐美選手自身もかなりクオリティーの高い選手ですし、トラップが入れば体をぶつけることもできたと思いますが、それすらもなくてワンタッチで外されてしまうというのは、前につぶしに出ていっている身としてはそこでなんとかしたかった。「ターンされていないだけ十分だよね」という見方もあるかもしれないですが、あそこで止めておかないと相手の攻撃の勢いも出てきてしまう。あそこで奪えていれば新潟戦のようなカウンターにできたかもしれない。中途半端な、イヤな位置に入られたときにボランチの背中のスペースの消し方や逆にもっとハッキリつくのか。ボールホルダーに時間があって、前に出たら確実に裏に蹴られるというところもあってなかなか前に出られないところもありました。プレッシャーも掛けられないなら引いて構えるとかもうちょっとうまく全体に声をかけないといけなかったなと思います。 --この守備をやっていく上での新たな課題が見つかったと思います。全体として守備が悪かったわけではないし、前からうまくハメられている時間帯もありました。相手に蹴らせて回収できる場面もありました。一概に悪かったとは思えないですし、でも、ちょっとしたスキを使ってくる相手がいたときにすぐに修正できる力を身につけていかないといけない。そこはやりながら修正するしかないですけど、即座に立て直す力は必要だなと思います。
ガンバ大阪
FW 13
--相手がマンツーマン気味でハメにくる中、うまく人を浮かせながら攻めを構築していた印象です。やっている立場としては鳥栖さんが前からハメにきているという感覚は正直、あまりなくて。とりあえず、ボランチが前に出ていったところで生まれる背後のスペースに顔を出すことは意識していました。 --先制点の場面は宇佐美 貴史選手がうまく浮いて相手を引きつけたことでギャップが生まれ、そこを生かした崩しでした。ワンツーでうまくはがしてくれたのですが、自分としてはそこの崩しについてはあまり覚えていないです。「最後、ニアに入れ」というのは常に言われていることで、相手GKとDFの間に入り込んだらりょうくん(山下 諒也)が出してくれて、結果的にゴールになったという感じです。 --前半、後半ともに入りは鳥栖のハイテンポに巻き込まれた印象で、苦しかったのではないでしょうか?そうですね。でも、最初はいつもそんな感じなので(笑)。ファーストプレーは良い形で入りたいなとは思っていたんですけど。 --後半は交代で入ってきた選手たちがうまくチームにエネルギーをもたらしてくれたと思います。チームとしての総合力も高まっているのではないでしょうか?後半からイッサム ジェバリとファン アラーノのように外国籍選手が入ってくるのは心強いですし、ベンチにいるメンバーが試合に出てもいいプレーができる、チームとして良い形が出せているというのがあるので、そこはチームとして良い状態にあると思います。
--自身の投入から守備が安定した印象です。チームとして前半途中からちょっと引き過ぎてしまっていた感じがあったので、自分がもうちょっと前からプレッシャーを掛けることでちょっと流れも変わるかなと思っていました。相手もイヤがっていたし、裏に出すようなパスもミスしたりとかがあったので、これは前から行ったほうが良いと思って、自分の判断で行きました。 --ダニエル ポヤトス監督はそういう意図で投入したとおっしゃっていました。(坂本)一彩には「もっと前から行け」と伝えるように言われていましたし、一彩も俺が入ってからはより前から行くようになったと思います。全体のバランスが前になったので、そこは良かったかなと思います。 --離脱期間は外から見ていた時間も長かったですが、いまのチーム状態についてどう考えていますか?良い守備から入れているので、悪い流れでも相手に決定機を与えないとか、そういうところは外から見ていても良くなっていると感じていました。ただ、試合によっては、前節の横浜FM戦と今節を比べたら差が激しいし、安定した戦いというのはもうちょっと必要かなと思います。相手ありきだから難しいですけど、今日も相手の流れになりそうなときに中で変化をつけて、こっちに流れを持ってこられるようになれば、安定して勝てるようになるかなと思います。
サガン鳥栖
MF 21
堀米 勇輝
--鳥栖にも十分にチャンスはあった試合だったと思います。相手はチャンスを確実にモノにして、自分たちは決め切れなかった。チャンスは作れていただけに決めたかったです。 --マルセロ ヒアン選手が不在でしたが、チャンスは作れていただけにさほど影響は感じなかった印象です。もちろん、ヒアンがいたらヒアンがいたで一発を持っている選手だし、いることによるメリットはあると思います。でも、ヴィニちゃん(ヴィニシウス アラウージョ)も献身的に守備をやってくれるし、ゴール前での惜しい場面もありました。いなかったから無得点だったと言われるのは悔しかったので、どうしても点を取りたかったのですが、取れなくて悔しいです。 --リードされてからはG大阪の守備の堅さを感じさせられるような展開でした。手前までは入らせてくれましたが、ボックス内では本当に強固に守られた印象です。今年対戦したチームの中でも2CBについては一番堅かったなという印象と、ボランチが簡単にはプレーさせてくれない感じもありました。何度かうまく前進できたところからチャンスもあって、後半の立ち上がりは良い距離感でチャンスも作れたのですが、ああいうところで最後、仕留められるようにもっと個々が責任をもってプレーしないといけないなと感じました。 --公式戦7連戦を終えました。チームとしての方向性を定めることができた連戦にもなったと思います。新しい選手が入ってきて、良い影響を与えてくれています。こういう競争の中で結果を出したかったのですが、またここからリセットだと思うし、チャンスをもらえるように個人的には必死にやっていきたい。チームとしては連勝が続いていたので、結果を残したかったのですが、切り替えて次に向けてやるしかないです。
FW 32
堺屋 佳介
--今日はSBでの出場で、保持の局面では高い位置で内側に入っていました。横山 歩夢選手のコースを空ける狙いもあったと思いますが、CBからダイレクトで自分のところにパスを引き出したいという思いはありましたか?自分としてはけっこう、内側に入っていたのですが、監督からは「(木村)誠二の横に立ってサポートしてくれ」と言われたので、そう言われる前に自分でそういうところにいち早く気づければ良かったなと思います。 --G大阪はエリアの手前までは行かせてくれましたが、そこから先は堅いなという印象を持ったのではないでしょうか?おっしゃるとおり、G大阪さんは帰陣が本当に早かったし、ゴール前では本当に堅かった。でも、そういうところで歩夢くんと2人ではがせる力をつけていければ、もっと怖い攻撃ができると思います。 --前半、低い位置での守備になったときにボールを奪ってから相手の寄せに臆するのではなく、果敢に自ら運んで前に押し上げていく場面が印象的でした。ジュニアユース(での経験が生きた)。そういった決まりというか簡単にボールを失わないというところはトップチームに来てからも監督には言われますし、ああいうプレーは感覚というか自分では覚えていないのですが、しっかり押し返して歩夢くんに渡せたのは良かったなと思います。
DF 3
木村 誠二