2025/4/25 (金) 19:03 KO
第12節
アビスパ福岡
福岡
1
-1
ファジアーノ岡山
岡山
入場者数: 6,157人
天候: 晴|気温: 16.5℃|湿度: 44%
流れを変え、土壇場の同点ゴール。ルカオが岡山に勝点1をもたらす
アビスパ福岡
監督
幸先よく先制できて、後半に入っても「次の1点だ」という中でゲームに臨みましたが、相手のほうが気迫というか、そういったものがしっかりと乗っかって、プレーが整理されていたのかなという印象です。僕らはどちらかというとリードを守りたいがゆえに、安パイなプレーを選択して勢いが出せず、押し込まれる展開が続く中で、1-0で推移していたので、最後はゲームをクローズする流れでしたが、思いどおりにいかなかった。そういう印象です。 --前半の先制後のゲーム運びについて。われわれの課題としてはゲームをコントロールしつつも、刺せるタイミングを逃さない。そういう強気な姿勢を出していくべきだったと思うし、後半はそういったつもりで選手を送り出しましたが、なかなか形にならなかった。 --後半、岡山はルカオ選手が入って流れが変わった印象があります。ルカオ選手への対応について。当然、警戒はしていますし、対応、対策もとっていましたが、彼に比重をかけ過ぎると周りが空いてくるので、彼に2人、3人とつけるのも難しい中で、われわれのDFもしっかり対処していましたが、やはりひっくり返されるシーンも多く、最後は得点まで取られたので。まあ、クロスを上げさせなければ当然そういうシーンも生まれなかったわけですが、僕もまだ失点場面を見返せていませんが、簡単に(クロスを)上げられるシーンは多かったので、1回はああなるだろうなという印象です。われわれにスキがあったと言わざるを得ない、そういうゲームだったと思います。 --勝利を目前にしながらの勝点1。どう捉えていますか?前回の清水戦からも学びはありましたし、今回のゲームもそうです。本来、われわれがやらないといけないスタンス、姿勢、そういったものが岡山さんのほうがあったのではないか。そういうふうに選手には伝えました。われわれはやはり怖がることなく、攻守でアグレッシブにプレーする中で、前回3失点してしまったことでどこか後ろ髪を引っ張られるような守備になってしまった印象がありますし、そういったものも修正しないといけない。とはいえ、すべてがネガティブではなかったということもしっかり認識していますので、もう1回振り返って整理して、切り替えて次に臨みたいと思います。
ファジアーノ岡山
監督
立ち上がりにセットプレーから1つ失点して、相手のキックとか狙いも良かったと思うし、失点したことは悔しかったけれども、すぐに気持ちを切り替えて全員でプレーに集中していきました。前半は相手の圧も厳しく、なかなか思ったようなチャンスを作れませんでしたが、それでも粘り強く後半に入れたことは良かったんじゃないかなと思います。ある程度、ゲームプランの中で後半にルカオが入って押し込めるということを頭に置きながら、そこまでに自分たちのペースを、と思っていました。 後半は自分たちのペースで、前からプレスに行くことも相手コートでボールをしっかり持ってゴールに行くことも比較的できていたんじゃないかなと思います。もちろん、相手が少し1点を守る姿勢になって、後ろ重心になったのもあると思いますが、それもうまく利用しながら押し込んでいけたんじゃないかと思います。 もちろん最後まで3ポイントを狙っていましたが、1ポイントですが、今日はもぎ取ったという感覚があり、それを次につなげられるように全員で頑張っていきたいなと思います。 --前半に失点を喫したあと、ボールを持ちながらも崩し切ることができなかった要因は?スペースをけっこう埋められると、どうしても1人を抜くか、連係で人を外していかないといけないのですが、なかなか相手もすごくタイトなマークで、失点も多くないチームなので、堅かったかなと思います。ランしたり、3人目の動きを使ったり、相手の目先を変えるようなボールの動かしを速く、大きくすることだったり、そういうのが必要で、トライしていたとは思いますが、そこまでは行き切れなかったと思います。 --最初の交代カードで加藤 聖選手を投入し、佐藤 龍之介選手をシャドーに移した狙いは?まずチームとしては守備を強くすることが、ゲームを自分たちのほうに持ってくるために最低限必要なことなので。木村 太哉が不運な形でイエローをもらってしまったので、これから連戦でもあるし、代えていこうかなと。そこでどういう布陣にしようかなと考えたときに、佐藤 龍之介はボールを持てるし、推進力もあるので1つ前に出そうと。また、左から加藤 聖のクロスも合わせて押し込めたらいいんじゃないかと考えました。
ファジアーノ岡山
--貴重な同点ゴールでした。勝点1を取れたことは悪くないと思います。 --得点場面について。素早く攻めて、岩渕 弘人選手から田部井 涼選手にパスが入り、田部井 涼選手がドンピシャのボールを出してくれて、僕は押し込んだだけです。 --ルカオ選手が入ってから流れが変わりました。どういう指示を受けてピッチに入りましたか?「前から攻めていく。起点を作り、攻め続けるように」と監督からは言われました。 --ピッチに入ってから多くのチャンスがありました。終盤は完全に僕たちのペースでしたが、決め切れず(同点にとどまり)、少し悔しいです。相手のCBも強いし、終盤にさらにCBを入れてきて、(同点ゴールのあとは)勝点1は守るぞという気持ちもあったのでしょう。
--前半はセットプレーから先制を許し、その後も押し込まれる展開の中で、1失点に抑えたことが大きかったのでは?特にシャハブ ザヘディ選手をうまく抑えたように思います。真ん中の立田 悠悟選手が競るときには、絶対にその脇のCBの僕と阿部 海大がしっかりカバーすることを意識して、実践できたと思います。あとは、ラインで今日何回かオフサイドを取ったシーンもありましたが、そういうラインの駆け引きがうまくできたことも良かったと思います。 --前半は押し込まれる展開の中、ビルドアップで苦しんだように見えました。僕のところにはあまり圧力が掛かっていないという感じがしたので、もう少し僕がボールを引き出し、そこから持ち出して江坂 任選手が脇のところに下りてきていたので、そこを使うシーンが何回かありましたが、それをもっとできれば良かったかなと思います。あとは前の選手が背後を突く意識を出してくれましたが、そこを相手にうまく抑えられていたので、うまく裏返すことができませんでした。それができればそこから前向きに守備に出ていけて、ボールを保持する時間が作れたかもしれません。 --後半にあれだけ押し込むことができた要因は?1点を追う僕らのほうが前へのパワーをうまく出せたように思います。もちろん、ルカオ選手が入ってきて、1人で打開する力をうまく出してくれたこともかなり大きかったと思います。あれで流れはかなり変わりました。 --勝点1をどう捉えていますか?連戦の初戦で勝点を取れるか、取れないかは大きく違う。今日は先制を許しながら追いつけたこと、オフサイドで取り消しになりましたが、“2点取れた”ことも含めてポジティブに捉えています。
アビスパ福岡
DF 20
安藤 智哉
--先制ゴールの場面について。ミラクルです。準備してきた形。自分で取るというよりも、僕がニアサイドに入ってフリックして、という形を準備してきました。それで、うまく当たってくれて。あのバックヘッドはボールのスピード的には当ててうまくゴール方向に飛んでいってくれれば、という感じのものです。 --先制後、少しチームとして後ろに重くなったという印象です。前半の最後あたりからプレスやスライドがうまくハマらなかった。ただ、岡山のプレスや連動した守備を発揮させてしまったという点で見ると、自分たちのボールの運び方に問題があったのかもしれません。そこはあとでしっかり振り返らないと。ただ、後半は勢いをもろに受けてしまいました。 --ルカオ選手とのマッチアップについて。彼とはJ3のときから戦ってきましたが、彼も相当にレベルが上がり、相当に(体が)絞れていたので、かなりやりづらかったです。 --ルカオ選手への対策について。スローインのときはルカオ選手の前に誰かが入る。相手のゴールキックのときは僕らの前に松岡(大起)選手にフィルターをかけてもらってうまく飛ばせないようにとか、そういったところはできていましたが、後半だけ見れば相手のほうがハードワークしていましたし、推進力も出せていたと思います。それでもやはり守り切らなければいけなかったと思います。
MF 14
名古 新太郎
--先制点をアシストしました。あのセットプレーは狙いどおりでした。(ゴールを決めた安藤 智哉が)良い入り方をしてくれたので、練習でできた形でした。 --先制後は難しい時間が続きました。先制する展開の中で、もう少し自分たちがボールをしっかり握りながら、もう1点を取りにいく力はつけないといけないと感じました。 --選手の距離感がいつもより遠かった印象です。相手のやり方もありますし、少し後ろに重たくなってしまったところはありますが、そういったところを修正しなければいけないと思います。 --引き分けに終わったことについて。前回(前節・清水戦は)負けていますし、今回はホームでの戦いなので、今日は勝点3を取りたかった。勝点1に終わりましたが、長いシーズンの中でこういう試合はあると思います。でも、選手全員が悔しい気持ちなので、こういうことを繰り返さないように。次はまだ連戦が続き、総力戦となるので、しっかり勝ち切れるようにしたいなと思います。