フワッとした流れから息を吹き返して。愛媛が逆転で『3』をつかむ
愛媛FC
監督
疲れました、本当に。 ホームでたくさんの人の応援がある前で勝てたことは非常に良かったと思います。選手たちもよく頑張ってくれましたし、チームを誇りに思います。ただやっぱり、試合前から話していたことですが、勝ち負けは相手がプレゼントするものなんだと。スキを与えてどんどん相手が上回っていく状況ができるという話をしていました。それがまさしく、今日の試合の前半の立ち上がりに出ました。 開始10分くらいで2点のビハインドを背負うという最悪なスタート。相手が何かをしたわけではなくて、自分たちからどんどん崩れていき、一時はどうなるかと思いました。ただ、相手も2点リードしてから引いたのか、自分たちがリードされているような感じはしませんでした。得点が取れそうな雰囲気を持ちつつ、前半で1点取れれば逆転できるのかなという展開に持ち込めたのは非常に大きかったです。 そして、選手たちが最後まで走り切ってくれたことも本当に大きかった。勝っていろんなものを修正できるというのは、いまのチームにとって大きなこと。できていないことはたくさんありますし、次に向けては時間がありませんけど、コンディションを戻して良い準備をしたいと思います。 --後半に途中出場した選手がしっかり結果を出した。やることは明確になっていたので、そこはハッキリできたのかなと思います。それが得点につながったというのはチームとしてのパワーにもなるし、本人的にも大きな自信になると思います。今後どういう状況でみんなが出るか分からないけど、引き続き自分の役割をゲームで遂行できるようにしてもらいたいです。得点の部分だけでなく、それ以外の部分でやれることを増やしていくことにも期待したいと思います。
大分トリニータ
監督
アウェイ・愛媛戦、近県ではあるがトリニータのファン・サポーターの方々にたくさんお越しいただき、最後まで力を出して声援を送り、われわれにパワーを与えてくださったと思う。残念ながらこういう負け方をして、本当に申し訳ない。 ミスをすれば痛い思いをするし、取り返せるチャンスもあった中で決め切れない。フットボールのベースのところでも、走り負けたり球際で負けたり。そういうところで上回られてしまうと、こういう形でひっくり返されてしまう。それがわれわれの弱さで、勝点につながらない要因だと思う。選手は選手なりにやり切ったのかもしれないが、全然足りていないので、まだまだわれわれは弱いと感じる。 連戦の中でどれだけピッチに立てる選手、ファイティングポーズをとってくれる選手がいるか分からないが、切り替えてしっかりと次の天皇杯(ラウンド16・京都戦)、そしてリーグ戦に向けてやっていきたい。
愛媛FC
DF 23
ユ イェチャン
--Jリーグ初ゴールを決めたいまの気持ちは?言葉にできないくらいうれしかったですけど、状況的にはまだ1-2で負けている状況でした。できるだけ早く追いつけるようにプレーをしなきゃ、という気持ちがあったので、喜ぶところまではいけませんでした。でも、やっぱり心の中ではすごくうれしかったです。 --得点場面以外でも、セットプレーやクロスで自身の強みをしっかり出した。もちろん自分の役割として、そういう強みを出していかなきゃいけません。まだ試合に出始めたばかりで、チームメートともこれからいろんなコミュニケーションをとっていかなきゃいけないと感じています。今後は「自分が持ち味を出すから、ここに入ってほしい」とか、細かなコミュニケーションをとっていければと思います。 --決して自身が強みとしていない球際や守備面でもしっかり戦えていた。試合に出る以上、球際や戦うところは絶対にやらなきゃいけないところです。僕はいつもこれが最後のチャンスだと思って、試合に取り組むようにしています。だからこそ、それを体が覚えてやれるようになったのかもしれません。 --チームの勝利に大きく貢献。自信もついたのでは?自信は常に持とうとしていますし、チームも自分がステップを踏むための声かけもしてくれます。その声が僕にとっては心強いですし、自信を持たせてくれます。味方の言葉を信じて、それを良いプレーに変えることは僕がいま一番強く意識していることです。
GK 36
辻 周吾
--序盤に負った2点のビハインドをよくチームとしてはね返した。序盤で2失点して、最初は雰囲気もあまり良くなかったですけど、そのあとはわりとチャンスも多くて、1点返せれば全然チャンスはあるという手ごたえを持ってやれていました。(ユ)イェチャンが決めてくれて、これはいけると感じたし、そこで1点を返せたことがすごく大きかったと思います。 後半に途中交代の選手が入り、そこでもすぐに結果が出たので、これはもう絶対にいけると感じました。前半立ち上がりの反省を生かして後半は失点ゼロで抑えることもできました。 徳島戦(前々節/0●1)、いわき戦(前節/1●2)は自分が止めてチームを勝たせるという求められた仕事ができなかったので、今節では絶対にやってやるという気持ちでいました。それを後半にプレー(複数の好セーブ)で見せることができて良かったです。変に力も入らず、落ち着いて相手がどんなことをしてくるのかも見てプレーできました。ピンチもあったけどチャンスもあったので、そこで今日は勝ち切ることができて良かった。徳島戦、いわき戦もけっこうチャンスはあったし、攻撃ができないという感じもチームにはなかった。そこで今日は決め切り、みんなで体を張って守って勝てたことはすごく良かった。