チケットは完売(ホテルビュースイートを除く)。長崎からすれば圧倒的に“ホーム”を感じられる中での試合となるだろう。手拍子や声援を背に受けて力に変え、勝点3の積み上げを目指す。
今節の相手となる甲府でプロキャリアをスタートさせ、昨季まで4年間を過ごした
関口 正大は、いまの古巣と警戒すべき点についてこう口にする。
「ロングスローとセットプレーの質と、そこに懸けてくる思いは僕がいたときとちょっと違う。それで勝点3を積み上げたりしているので、怖いなというのはあります。僕がいた頃と変わっていないなと思ったのは、いわきとの試合(前々節)で0-2からひっくり返したと思うのですけど、どれだけ点差が開こうと泥臭く最後まで食らいついてくる。いま僕たちが順位で上にいて、そういう気持ちは多分より一層強く持ってくると思う」 長崎としては14戦無敗という事実を自信に、気持ちで負けないことはもちろん、甲府の守備を打ち破る攻撃の質を発揮したい。
現在12位の甲府は、J1昇格プレーオフ圏の6位・大宮と勝点差11。残り6試合で大逆転してプレーオフ進出を果たすには、勝利が不可欠な状況だ。
そのためにも、いかに得点を増やしていくかがポイントとなる。ここまで9得点の
鳥海 芳樹に加え、5得点の
内藤 大和、もしくはセットプレーで強さを発揮する4得点の
孫 大河や
エドゥアルド マンシャ――。いずれにしても残り試合で得点を量産するヒーローが誕生すれば、大逆転の可能性は高まる。
のちに「長崎戦がきっかけだった」と振り返るような試合としたい。
[ 文:椎葉 洋平 ]