効いた“一気の貯金”。高知が逃げ切り、ホーム2連勝
ツエーゲン金沢
率直に、前半がもったいなかった試合でした。失点に関しても、普段あまり見ないようなミスがありました。一人ひとりに少しずつ気の緩みのようなものがあったのかもしれません。 後半は、システムも去年までのものに戻したので、どこに誰が行くというような部分はやりやすくなったのもあって、一人ひとりの意識をしっかり取り戻せて2点取ることができました。 --3点を追う苦しい展開だった後半、ご自身のゴールで1点を返したことがチームの勢いにもつながりました。練習どおりにできたゴールでした。1点取れば、やはりメンタルの部分は変わると思いますし、それは良かったかなと思います。 --次は、今季初めてのホームゲームとなります。ゴースタはまだバックスタンドが使えない状況ではありますが、僕たちはゴースタで試合ができることを楽しみにしています。応援してくださる皆さんにも、また足を運びたいと思ってもらえるような試合にしたいと考えているので、ぜひ会場で応援していただければうれしいです。 “奪いにいく”というコンセプトの下で戦っているので、強度などの部分は練習からまたしっかり向上させられるよう、気を引き締め直して準備していきます。
高知ユナイテッドSC
監督
後味が良くない試合になってしまいました。金沢さんが後半システムを変えて1対1の勝負を仕掛けてきたときに、われわれがそれを受けてしまいました。われわれは、そうした相手に対しても、フィジカルではない何かで戦っていくものを作り出さなければいけません。ただ、フットボールにおける最低限の戦う姿勢は見せなければいけないと感じました。 --守備面での課題について。いまいるベストなメンバーで試合に臨みましたので、誰がどうだったというところはありません。ただ、もう得点させたくないなという場面で、形で守ろうとし過ぎている部分はあるのかもしれません。そこにモーションやパッションは必要なのではないかと感じています。 --ホーム2連勝となりました。チームとしても、高知県民にとっても、大きな収穫では?一番うれしく思っているのは私ですが(笑)、応援してくださる方も増え、どのような結果を示せるかは大事なところです。良い結果が出せたことは、ホッとしたというか、うれしく思っています。今日の結果は今日で切り替え、また次の試合に向けて良い準備をしていきたい。今日は天候も含めて最高のピッチではなかったかもしれませんが、その中でも開幕戦に続き2,000人を超える方に来ていただきました。だからこそ、毎試合ユナイテッドらしさ、高知県らしさを出し、常に3,000~4,000人の方たちに来ていただけるクラブになっていきたい。地方ならではの組織作りで試合のたびにお祭りにしていきたいので、来週のホームゲームも5,000人の方をお待ちしています!
ツエーゲン金沢
監督
開幕からアウェイ3連戦でした。その最後で、応援してもらっている方々に勝利を届けられなかったことが悔しいです。 試合内容に関しては、もちろん高知さんの良さはありました。けれど、そういったこと以前に、自分たちがやるべきことをできませんでした。ミスもありますし、うまくいかないこともあります。その中でも、戦える選手がどれだけいたのか。失点の仕方も含め、特に前半は自分たち自身で壊れてしまったというところが大きなポイントでした。後半は、メンタル的なところも含めて切り替え、4点取りましょうという話で入りましたが、結果的には2点しか取れませんでした。いろんな面で課題が見られた試合だったと感じています。 --後半は、主導権をとりました。ハーフタイムにどのような変化を加えましたか。今年チャレンジしている並びから、去年までの形に変えました。自分たちの役割がハッキリしたので、選手たちにとっては攻守においてやりやすくなったのではないかと思います。また、点数を取られたらそれ以上を取りにいかないといけません。メンタル的なところが一番の変化だったと思います。ただ、そのようなゲームをまだまだ自分たちで作ってしまう課題に向き合い、強く立ち上がらないといけないと感じています。 --次節は、今季初めてのホームゲームです。石川県の方たち、そしてそれ以外の場所でも応援してくださっている方たちがたくさんいます。私も期待していますが、次の試合では、その人たちの期待に応えなければいけないと思っています。90分での勝利を最低限の目標とし、さらに何かを伝えられるようなプレー・試合にしたいと思っています。
高知ユナイテッドSC
DF 22
藤森 隆汰
--鮮烈な先制点は、ご自身のJリーグ初ゴールでした。チームとして、立ち上がりから勢いを持っていこうと臨んだ試合でした。自分はDFの選手ではありますが、攻撃にも参加し、良い落としがあったので、得意なミドルシュートを決めることができました。ああいう場面があれば足を振ろうというのは決めていましたし、冷静に状況が見えていました。 決まったときは、興奮しました。本当にうれしかったです。今季からJリーグに挑戦しているので、3試合目で決めることができたのは、少しホッとした気持ちもありました。 --今節の結果でWEST-Aグループの首位に立ちましたが、どういうところに強さがあると考えますか。吉本(岳史)監督のやりたいことに対して、しっかりとコミットできる選手がたくさん集まっています。今回もメンバーが何人か替わっていますが、特に前半は自分たちのやりたいことをできました。誰が出ても自分たちのチームのスタイルを出せるというところは、強みだと感じています。 --その一方で、複数失点が2試合続きました。どうしても防ぎ切れない失点というのはあるものかもしれませんが、その中でもやはりこだわらなければいけない部分、例えば1つ寄せるところや1つ体をぶつけるところなどの大切さは自分自身も感じているところです。個人としてもチームとしても失点を減らしていけるよう考えていかなければいけないと感じています。
MF 20
高野 裕維
前節のFC大阪戦では、僕がPKを外してしまい、PK負けとなりました。その責任は感じていたので、やってやろうという気持ちで入った試合でした。 前半は、試合の中で攻撃の人数に厚みが増しているのは感じていましたし、ボランチの自分があの位置まで入れていることが多かったというのは、押し込めている状況だったと思います。落ち着いてゴールできたことも、良かったです。 --チームの3点目は、ご自身のボール奪取からつながったものでした。球際で負けない、ハードワークするということは、チームとして徹底していることです。それができないと試合にも出られませんので、球際で負けずに得点につながったことは良かったです。継続していきたいと思っています。 --後半はいかがでしたか。前半とは逆に、相手に主導権を握られた状況になり、押し込まれる展開が続きました。ボランチの選手として、守備のスイッチを入れることや中の位置で僕と(関野)元弥くんとで流れを作れるよう、ボールに関与できるよう修正していかなければいけないなと感じました。 ただ、勝って反省できるのはものすごく大きなことだと思うので、ポジティブにやっていきます。