Jリーグにおける富山、金沢の“北陸ダービー”は2024年の明治安田J3で初めて行われて以来2年ぶり。現在は富山がJ2、金沢がJ3だが、特別大会で対戦がかなった。2024年に2連勝した富山はホームで3連勝を目指し、雪辱を期す金沢は下克上を成し遂げて上昇気流に乗りたい。
富山は前節、ビハインドから二度挽回してPK戦で愛媛を下した。2試合連続のPK戦勝ちで連勝を『4』に伸ばし、J2・J3百年構想WEST-Aグループで3位につけている。“北陸ダービー”でも活発な攻撃力を発揮し、今度は勝点3でホーム3連戦を締めくくりたい。キャプテンの
吉平 翼は「J2昇格を決めた24年はダービーに勝って勢いがついた。負けられないし、勝たなければいけない」と決意を語り、安達 亮監督は「ダービーマッチが地域の文化として根づくように盛り上げたい。ダービーならではの独特の空気感を私たちも楽しめたらよい」と話している。
6位の金沢は前節、徳島に0-4で敗れた。
加藤 大樹のシュートがポストを叩いた32分の場面など、前半に好機を逃したのが惜しまれる。42分に先取点を許して後半は失速し、辻田 真輝監督は「攻撃的な姿勢をもう少し見せなければいけなかった」と振り返った。攻守とも立て直して巻き返しを狙っている。
ポイントになるのは前半の攻防。富山は総失点7のうち5つを30分までに喫しており、先取点を挙げた試合がまだ1試合もない。攻撃でリズムをつかむ前にあっさりと失点してしまうケースが多いため、攻守とも序盤の集中力がカギになる。一方の金沢は
パトリックら強力な攻撃陣で相手の出はなをくじけると優位にゲームを運べるはずだ。
[ 文:赤壁 逸朗 ]