富山は前節、セットプレーから挙げた1点を守り切って北九州を下した。無失点は8試合ぶりだ。攻撃面も一時の不振を脱し、パスをつないでペースをつかむ戦い方が板につき始めている。後半戦は4勝1分6敗でまだ負け越しているが、これから勝点を積み重ねて、上位2クラブに食らいついていきたい。ただ、沼津戦は3勝1分9敗で相性が悪い。前回対戦では沼津の巧みなパスワークと独自の可変システムに翻ろうされて、1-2で敗れている。借りを返すためには粘り強く守るだけでなく、自分たちが攻める時間をなるべく増やして相手の勢いを削がなければならない。
一方、沼津は直近3試合すべてで1-2の敗戦。チャンスは数多く作っているものの、2点目を決め切れず、2位・鹿児島との勝点差が『9』に広がってしまった。前節・岐阜戦で川又 堅碁に加入後初得点が生まれるなど、プラス材料はあるだけに、相手より先にゴールをこじ開けて追加点を奪う勝ちパターンに持ち込みたい。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
