ACLって??

ACLとはアジアサッカー連盟(AFC)が主催する「AFCチャンピオンズリーグ」の略称です。

ACLはクラブチームによるアジア大陸選手権大会で、
日本からはJ1の前年度1~3位のクラブ、天皇杯の前年度優勝クラブ(優勝クラブがJ1の3位以内に入ったクラブだった場合はJ1の4位クラブ)が出場。
また、ACL優勝チームはその年のFIFAクラブワールドカップの出場権を得ることが出来ます!
試合方式

大会 AFCチャンピオンズリーグ2017
グループステージ 90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。
<勝点>
勝利:3点、引き分け:1点、敗戦:0点
<順位の決定>
予選リーグが終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定する。 ただし、勝点が同じ場合は以下の順によって順位を決定する。
【1】当該チームの間の対戦成績(勝点、得失点差、総得点、アウェイゴールの順に優先)
【2】得失点差
【3】総得点数
【4】二つのチームが【1】【2】【3】を適用した上で条件で並び、さらにその二つのチームがグループステージ最終戦で対戦している場合は、試合終了後にPK戦を行って勝ち抜きチームを決定
【5】反則ポイント
【6】所属する協会のAFCランキング
ノックアウトステージ
(ホーム&アウェイ) 90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。 各回戦の勝者は2試合の勝利数が多いチームとする。勝利数が同じ場合は、次の順によって決定する。
【1】2試合の得失点差
【2】2試合におけるアウェイゴール数
【3】第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦※延長戦ではアウェイゴールルールは適用されない
【4】PK方式

日本の出場クラブ

鹿島アントラーズ

J1前年度1位、天皇杯優勝クラブとしての出場。
昨年のFIFAクラブワールドカップでは惜しくも準優勝。
その雪辱を果たすため、悲願のACL初優勝を目指す!
鹿島のキャプテンマークを巻くMF小笠原満男選手。
精神的支柱としてチームを引っ張ります。
今年から鹿島の背番号9番を背負うFW鈴木優磨選手。
サポーターからの得点への期待は今まで以上に大きくかかる!

浦和レッズ

J1前年度2位のクラブとしての出場。
昨年はルヴァンカップのタイトルを獲得。
ACLは3大会連続出場で、2度目のタイトル獲得へ!
チームのキープレイヤーであるMF阿部勇樹選手。
昨年はリーグ戦100試合連続フル出場、リーグ戦通算500試合と多くの偉大な記録を達成した!
昨年はキャプテンとしてリオ五輪に出場したDF遠藤航選手。
今年はクラブでも主軸として期待がかかる。

川崎フロンターレ

J1前年度3位のクラブとしての出場。
ACLには3年ぶりの出場で、久しぶりのアジアの舞台。
クラブ初優勝への期待がかかる!
川崎フロンターレひと筋14年目のMF中村憲剛選手。
昨シーズンは36歳にしてキャリア初の最優秀選手賞を獲得し、未だ衰えを見せていない!
昨シーズンからフロンターレ史上初の日本人で10番となったMF大島僚太選手。
副キャプテンにも選ばれており、プレー以外の面でもチームの柱となる!

ガンバ大阪

J1前年度4位のクラブとしての出場。
ACLプレーオフを制し、本戦進出を勝ち取った。
浦和同様にACLには3大会連続出場であり、2008年大会以来の優勝を狙う!
ガンバ大阪の顔として活躍を続けるMF遠藤保仁選手。
日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録を保持している!
弱冠20歳でありながら、ガンバ大阪の主力として活躍するMF井手口陽介選手。
昨シーズンはベストヤングプレーヤー賞にも選ばれた!

他クラブの注目選手は!?

ムアントン・ユナイテッド

鹿島アントラーズと同じグループEに所属。
注目はヴァンフォーレ甲府等で活躍したDF青山直晃選手。
チームの守備を後ろから支える重要な選手です!
青山選手(写真はヴァンフォーレ甲府在籍時)

上海上港

浦和レッズと同じグループFに所属。
注目は強靭なフィジカルを持ち、ブラジル代表経験もあるFWフッキ選手。
過去にはJリーグにも出場しており、その左足から放たれるシュートは強力です!
他にもスペインのレアル・マドリード等で活躍をしたDFリカルド・カルバーリョ選手、イングランドのチェルシーから驚きの移籍をした司令塔のMFオスカル選手も所属しています。
フッキ選手(写真は東京ヴェルディ在籍時)

広州恒大

川崎フロンターレと同じグループGに所属。
注目はブラジル代表のMFパウリーニョ選手。
得点能力が高く、攻守において要となっています!
パウリーニョ選手

江蘇蘇寧

ガンバ大阪と同じグループHに所属。
注目はMFテイシェイラ選手。
素早いドリブルと精密なパスを得意としています!
他にも豊富な運動量とダイナミック駆け上がりが特徴のMFラミレス選手も所属しています。
テイシェイラ選手
今回挙げられなかった中にも注目選手は大勢います!
国ごとの個性、日本では味わえない本格的なアウェーの雰囲気はACLの醍醐味です。
ぜひホーム、アウェイともにスタジアムへ駆けつけ、アジアでの日本クラブ躍進のためにも皆さんの声援を響かせましょう!