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【J1:第15節 千葉 vs 新潟 プレビュー】決定力不足が続き、苦戦している千葉。上り調子の新潟に勝つには先制点奪取がポイント。(05.07.08)

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7月9日(土)J1 第15節 千葉 vs 新潟(18:30KICK OFF/市原)
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 コーナーキックからのヘディングシュートがクロスバーの上へ飛び、DF斎藤大輔がピッチを叩いて悔しがる。FWハースのシュートがゴールマウスから大きく外れ、それを見ていたDFストヤノフが「なぜだ?」と言わんばかりに天を仰ぐ。15本のシュートを打ちながらも0−2で敗れた前節(C大阪戦)は、そんな千葉の選手たちの姿が何度も見られた。

 千葉がリーグ戦再開後、1分1敗という結果に終わった理由ははっきりしている。選手も自覚しているように、フィニッシュの精度を欠いたための決定力不足だ。13節は神戸のGK掛川誠のファインセーブにも阻まれたが、26本のシュートでわずか1得点。そして、前節はついにノーゴールに終わった。

 C大阪のGK吉田宗弘は次のように話している。
「確かにゴールの枠の中に飛んでこないシュートも多かったけれど、千葉の攻撃は迫力があって脅威を感じた。でも、うちの選手はボールウォッチャーにならず、しっかりマークについてフリーの状態の相手選手を作らないようにした。みんなが体を張って、最後まで集中力を切らさずに守れたことが大きい」

 千葉の選手たちは決定力不足を解消できなかったことを反省しながらも、神戸戦よりも相手の守備を崩す攻撃ができたという手応えを感じていた。「シュートの技術云々よりも気持ちの問題。でも、決めなければと思って余計な力が入っているわけではない」とFW巻誠一郎が話せば、「シュートが入らないときは本当に入らない。気持ちを切り替えてやるしかない」とMF羽生直剛はサバサバとした表情を見せた。攻撃に関しての方向性は間違っていないと確信した選手たちは、ひたすら前向きに今節に挑もうとしている。

 今節はハースが警告累積による出場停止で攻撃面は苦しくなるが、出場チャンスを得た選手の奮起に期待したい。前節でリーグ戦デビューを果たしたMFポペスクが、ナビスコカップ同様に活躍できれば勝機は増えるだろう。また、前節は内転筋痛で欠場したMF水野晃樹が戦列に復帰できるかどうかも得点力アップのポイントになりそうだ。

 対する新潟は、前節は神戸に2度追いつかれたが、FWエジミウソンの決勝ゴールで粘り勝ち。チームは上り調子に見えるが、前節、鼻骨骨折の疑いで負傷退場したMFファビーニョの今節の出場は微妙で、攻撃力ダウンが懸念される。しかし、交代出場したMF岡山哲也がDF喜多靖のゴールをアシストするなど、攻撃面で大きく貢献した。問題は2試合連続2失点の守備だが、前節は出場停止だったDFアンデルソン リマが戦列に戻るプラス材料もあり、前節のC大阪の守備を参考にしてしっかり守ってきそうだ。

 昨シーズンの2度の対戦は千葉の1勝1分。前節終了時の順位は千葉が10位で新潟は14位だが、勝ち点差はわずかに1だ。上位に食い込めるか、下位に沈むのか。今後を占う意味でも大事な一戦となる。前節は痛み止めの注射を打ってピッチに立った千葉・MF佐藤勇人は「今節はホームゲームだし、サポーターのためにも頑張って絶対に勝つ。1点取れば(チームの悪い流れは)変わる」と語った。千葉の勝利には何よりも先制点奪取が重要だ。

以上

2005.07.08 Reported by 赤沼圭子

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