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【第84回全国高校サッカー選手権大会:二回戦 プレビュー】いよいよシード校が登場。名門国見(長崎)や流通経済大柏(千葉)などがどう戦うか?注目の試合が目白押しの二回戦。(06.01.02)

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年が明け、新たな気持ちで挑む選手権にシード校が登場する2回戦。好カードが目白押しとなった国見(長崎)から流通経済大柏(千葉)のブロックの見所を紹介する。

まず、注目は名門対決となった国見vs富山第一(富山)。05年、国見はインターハイ、全日本ユースと全国出場を逃し、今大会の出場も不安視された。だが、選手権にはしっかりと照準を合わせてきた。伝統のゾーンディフェンス、豊富な運動量、素早いプレスとシンプルな速攻は今年も健在。センターバックの渡邉三城(3年)がチームを引きしめる。攻撃陣の中心は右サイドのMF中川祥平(3年)、184?の長身FW中筋誠(3年)だ。一人一人が高い意識を持つ国見は、最後に残された唯一のタイトルへ向けモチベーションも最高潮。対する富山第一も3年連続19回目の出場となる名門校。県予選でも5試合38得点1失点と圧倒的な力で勝ちあがった。MF奥野正人(2年)、高?浩史(3年)のサイド攻撃と、得点感覚が鋭いFW菊池琢哉(3年)が攻撃力を支えている。安定度の高い守備は、高さ、対人に強いDF藤田航平(3年)がラインを統率。状況判断もよく大きな声で出す指示も注目したい。互いに選手権での経験も多く、実力は十分に備えているチーム。中盤での激しいぶつかり合いとなりそうだ。

続いては、多々良学園(山口)vs初出場の流通経済大柏(千葉)。ともに攻撃力が注目されるチームの対戦となった。多々良学園は、柔らかいタッチでラストパスを送る平間直道(3年)を軸に、エースストライカーFWハウバート・ダン(3年)、高いテクニックを持つMF菅田恭介が果敢にゴールを狙うスタイルが特徴。一方、流通経済大柏は状況判断に優れた個性を生かすスタイルを前面に出していく。空中戦に強く突破力も抜群なFW長谷川悠(3年)、攻撃の起点になるFW特出翔平(3年)が中心となってゴールを奪う。前線から激しくプレスを行い、豊富な運動量も流通経済大柏の魅力だ。多々良学園・白井三津雄監督、流通経済大柏・本田裕一郎監督は高校サッカー界では屈指の名将。2人の采配も見逃せない。経験という点では多々良学園に分がありそうだが、優勝候補に挙げられるほど未知なる力を秘めた流通経済大柏も決して侮れない。勝負の行方は、果たして・・・。

四日市中央工(三重)vs野洲(滋賀)も面白そうだ。1回戦では利府(宮城)に4−1と完勝した四日市中央工業。J2山形に内定しているFW坂井将吾は、持ち前のスピードをいかし、利府DFを翻弄。チャンスも演出した。対する野洲は、J1千葉に入団する青木孝太(3年)がドリブル突破やヒールパスなど魅せるプレーで観客を沸かし、自らも得点をあげ修徳(東京B)に2−0と初戦を突破。互いのエースの活躍で勢いにのった両校はどのような戦いを見せるのか。

球際の競り合いに強い大阪朝鮮(大阪)と、最後まであきらめない粘りを見せる岐阜工(岐阜)が対戦。大阪朝鮮は、主将のDF安泰成(3年)を軸にまとまった守備を見せ、悲願の初戦突破。波に乗って2回戦に挑んでくる。スーパーサブ櫛田直晃(2年)が初戦でも得点をあげて競り勝った岐阜工は、櫛田の投入が勝敗のポイントとなりそうだ。

麻布大渕野辺(神奈川)vs高松商業(香川)は、互いに攻守のバランスの良さを発揮して県予選を制覇してきた。麻布大渕野辺は、状況判断に優れるボランチ高田圭人(3年)が攻守の要。高松商業も市川慎士(3年)、成行卓人(3年)のダブルボランチがゲームを組み立てる。両チームともボランチがカギを握るだけに、中盤での攻防が見所だ。

昨年の選手権を経験したメンバーが13人残る鹿島学園(茨城)は、強豪・鵬翔(宮崎)と対戦。鹿島学園のFW佐々木竜太(3年)は、自ら仕掛けるだけではなくチャンスメークもできる攻撃の核に成長した。GK安藤恭平(3年)も安定度は高く、佐々木、安藤と攻守に軸がそろっている。鵬翔は3年連続の大会出場となるDF宮路洋輔(3年)が統率する4バックが堅守を見せる。攻撃面でもエースナンバーを背負う山本郁弥(2年)らテクニシャンが多く、リズムのよい攻撃が期待できそうだ。

浦和東(埼玉)vs明徳義塾(高知)は最後の粘りが勝敗を分けそう。初戦ではエースFW鈴木寛一(3年)のゴールで勝利を手にした浦和東。学校からすぐ近くの埼玉スタジアムでの試合とあって大応援が予想される。ホームの利を生かせるか。明徳義塾もPKにもつれた1回戦を制し持ち前のあきらめないサッカーで2回戦に進出。鋭いキレ味のドリブルが武器のFW野村政夫(3年)ら前線の選手がきっちりと得点を奪いたいところ。

初戦を2−0と2冠へ向けて好発進した青森山田(青森)は、佐賀東(佐賀)が相手。初戦ではエース小澤竜己(3年)や快足FW伊東俊(3年)が期待通りの活躍を見せて快勝。GK川原隆広(3年)を中心にした鉄壁の守備を誇る佐賀東のゴールを奪えるか。

強豪チームの登場にさらに盛り上がりを見せる選手権だが、1回戦ではインターハイ準優勝の那覇西が破れるなど、波乱も見られる今大会。どこが勝ちあがるか予想も難しいだけに、ますます目が離せない試合が続きそうだ。

以上

2006.1.1 Reported by 青柳舞子
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