今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第27節 柏 vs 川崎F】レポート:川崎F爆発!電光石火の一撃に飲み込まれた柏。(08.09.28)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
9月27日(土) 2008 J1リーグ戦 第27節
柏 2 - 5 川崎F (19:05/国立/24,139人)
得点者:0' 鄭大世(川崎F)、32' 鄭大世(川崎F)、37' 中村憲剛(川崎F)、42' レナチーニョ(川崎F)、54' 菅沼実(柏)、63' 藏川洋平(柏)、89' ジュニーニョ(川崎F)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
20日(土) 〜28(日) はFIFA フェアプレーデー!
----------
 試合開始21秒、力強いボールの運びから川崎Fの背番号16がゴールを撃ち抜いた。これを皮切りに得点を重ねた川崎Fオフェンス陣に、ここ数試合での得点力不足などという言葉はあまりにも似付かわしくなく、ホーム柏のゲームプランは瞬く間に木っ端微塵となった。

 試合開始早々の失点。あまりにも痛いが、それはわずか1点であり、「時間は90分近くあった」(大谷秀和)。だがしかし、大谷が「あの1点でプランが崩れたというのは確かにある」と続けたように、8戦未勝利の今の柏にとって、それはチームを混乱に陥れるには十分な打撃だった。

 ゴール前を蹂躙され、翻弄され、FKからも失点。守護神・菅野孝憲が守るゴールが次々に割られていく。DFラインは開始直後のワンプレーでぶち抜かれる恐怖心を植え付けられ、前線は勝ち急いで前がかりになった。結果、最も数的優位を甘受すべきだった中盤は、間延びし切ったチームのなかで機能不全に陥った。

 「自分たちの問題」。試合後、そう自嘲気味に振り返ったのは、川崎Fのカウンターを受け続けることになった小林祐三だ。センターバックの相棒を務めた鎌田次郎は、憔悴した表情で「予想以上に相手のボランチのところから長いボールが入ってきたので、対処に遅れる場面があった」と語り、後ろから戦況を見つめた菅野は、真剣な眼差しで「球際が弱い」とまとめた。

 つまるところ、心の底から戦えていなかったということなのだろう。選手たちの言葉からもそのことへの後悔が滲み出ていたし、試合後に飛んだサポーターからのブーイングは、後半の出来を見た上での、前半の戦いぶりに向けられた心の叫びではなかったか。「なんで最初からそれをやらない」と。

 柏を支える人々にとって悪夢のような時間は、ハーフタイムの笛でようやく途切れることとなった。そして迎えた後半、川崎Fのペースダウンに乗じて、柏は変貌してみせた。
 選手同士で檄を飛ばし合った効果が表れたのか、闘う気持ちは全面に溢れた。また、怒りもあってなのか、ボールはシンプルに素早くゴールへと迫っていく。誰よりも勝利に貪欲だったポポの弾丸ミドル、途中出場で輝きを放った菅沼実の気迫のドリブル、躊躇のない大谷のクロス。遅過ぎた感は否めないが、4失点を喫したことで、選手たちは今すべきプレーを選択し始めた。

 そこにはフランサに使われるという意識もなく、むしろフランサを逆に利用するというような、自分たちがやってやるという強い意志が感じられた。それはまさに、次戦以降に向けて太田圭輔が発した「責任を持ってやりたい」という言葉が当てはまるものだったようにも思う。

 後半からのアレックスの中盤での起用がはまり、シンプルな攻撃の回数が増えるなど、この一戦で確実に収穫も手にした柏。あとは1試合を通し、いかにしてテンションを保ち続けられるか。魔のトンネルを抜け出すチャンスは、決して遠いものではなく、後半での戦いぶりは確実に浮上の参考になるものだった。

 一方、「目の前の相手を叩き潰すことだけを考えていた」と言い放ったストライカー擁する川崎Fの勢いは加速。その鄭大世は三度ゴールネットを揺らし(3回目は惜しくもオフサイドの判定)、レナチーニョの組み込み、寺田周平の戦線復帰、そしてジュニーニョの久々の得点など、終盤戦に向けてまさに「階段を1段昇れた」(鄭大世)と言えそうだ。

 選手たちからは口々に試合内容についての手ごたえが飛び出し、次戦、正念場の大分戦への態勢は整ったという様相。破壊的な前線の選手たちを見るにつけ、サポーターならずとも、リーグ最少失点チーム相手との戦いぶりには胸が高鳴るところである。

 寒さ感じる夜風に吹かれる国立で、柏が川崎F相手に突きつけられたのは屈辱だった。未勝利記録は9に伸び、宿敵千葉の躍進などもあり、ここにきて残留争いも視界に入ってきた。だがしかし、今季の柏が目指すものはただひとつ。10月1日に行なわれる次戦、G大阪相手に敗れることになれば、柏の目標達成の可能性は消滅する。今はただ、『勝点55』獲得に向け、がむしゃらに突き進む太陽戦士たちの意地が見たい。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1百年構想リーグ EAST 第1節
2026年2月7日(土)13:30 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2026/02/07(土) 00:00 ハイライト:横浜FMvs町田【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EASTグループ 第1節】