3月21日(土)J2 第3節 徳島 vs 熊本(13:00KICK OFF/徳島)
スカパー!生中継 Ch183 12:50〜(解説:田渕龍二、実況:高松良誠、リポーター:藤原美佳)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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自分たちの良さを発揮できず敗れた前節の水戸戦。徳島は攻守においてほとんどの場面でプレーが後手に回ってしまっていた。確かにその日の水戸のパフォーマンスが非常に素晴らしかったこともあったが、とは言え内容としてマズいものであったことは否めないだろう。
しかし、迎える今節はホームでの2戦目。開幕戦の来場者数(9,334人)に表れた地元ファン・サポーターの大きな期待を考えれば、チームはどのような状況にあっても立ち直り、ここでそれに応える今季初勝利を挙げなくてはならない。だからこそ、それを十分感じている選手たちはすでに士気を高めており、普段は物静かなMF米田兼一郎もが「大切なホームゲームなので勝利できるよう最後まで走り抜きます」と熱く語ってその意欲を感じさせた。
そこで勝利という確固たる目標へ徳島が到達するために必要なものを考えれば、やはり何より『先手を取る積極性』が浮かんでくる。前節の戦いでチームが無くしていたまさにそのもの─。
もう幾度となく繰り返していることだが、徳島の目指し掲げるのはアグレッシブなサッカー。自分たちから果敢に仕掛けるスタイルだ。だからこそ、その『先手を取る積極性』は絶対不可欠な要素となる。予測・判断・決断・動き出しといった個々の細かなプレーひとつひとつから、組織としての大きな連動においても常にそれが宿っていなくてはならないと言えよう。そしてそうしたプレーを続けることによってゲームのイニシアチブを握り、リズムを生み出すことができれば、望む結末へと辿り着けるはずだ。
ただ、対する熊本としても狙うところは同じだろう。
熊本は開幕戦をホームで落としながら、第2節には見事立て直し横浜FCから今季初勝利を収めた。またその試合では「攻守どちらもアグレッシブにやろうという意識があったのでよかった」と北野誠新監督も賛辞を惜しまなかったほどのパフォーマンスを披露。浸透を図ってきた積極的なプレーがチームに根付いてきたことを大いに感じさせたと言えよう。となれば今節もそれを全面に押し出してくるのは明らか。きっと自らの最大の武器としてくるに違いない。
さらに付け加えるなら、飛躍的な向上が予想される組織力も熊本にとっては強みとなるはず。新加入の藤田俊哉と石井俊也が中心となってそれを牽引しているが、すでに随所で見せている落ち着いたポゼッションはそれを確かにうかがわせる。
さて最後に話をもう一度徳島に戻すが、今節はボランチ青山隼が出場停止。チームにとっては小さくない痛手だ。ミドルゾーンで攻守において存在感を出していただけに、その穴を埋めるにはピッチに立つ全員のさらなるハードワークが必要となろう。ちなみに選手起用としては直前練習を見る限りその位置に倉貫一毅が下がり、倉貫のいた所へ大島康明などが入る可能性が高そうである。
いずれにしてもこの一戦は積極性の勝負。相手よりもそれを徹底して貫いた方が歓喜を得られることだろう。
ホームの期待を背負い今季初勝利に燃える徳島か、それとも2連勝を目指す熊本か。熱い戦いのホイッスルはもうすぐだ。
以上
2009.03.20 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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