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【J2:第22節 湘南 vs 札幌】プレビュー:湘南がホーム平塚にて札幌を迎撃。90分を制するのはどちらか。(09.06.21)

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6月21日(日)J2 第22節 湘南 vs 札幌(16:00KICK OFF/平塚
スカパー!生中継 Ch183 15:50〜(解説:三浦俊也、実況:加藤暁、リポーター:安田美香)
勝敗予想ゲーム
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湘南にとって、今週末は3戦ぶりのホームゲームとなる。前節は岐阜と引き分け、前々節は愛媛から逆転勝利をもぎ取った。ただ第2クールに入ってからというもの、失点がかさんでいることが気がかりである。

ところで昨季、リーグを圧倒のうちに制覇した広島の成績をひも解くと、21試合を消化した23節の時点で15勝3分3敗の勝点48、得点が41、失点は16だった。転じて、現在おなじ地点に立つ湘南はというと、14勝5分2敗の勝点47、得点42、失点18と、ほとんど遜色がないことに気付かされる。引き分けこそ多いものの、負けは少ない。なにより得点では、僅差とはいえあの広島をも上回っている。

岐阜戦に訪れた、湘南OBで現在JFLはFC刈谷で指揮を執る浮氣哲郎監督が、奇しくも口にしたものである。
「追いつくあたりはさすがですよ。サッカーは、守るよりも点を取ることが難しいんですから」

湘南の無得点ゲームはこれまで、わずか2試合しかない。最後は9人となって敗れた第11節甲府戦と、第16節徳島戦のスコアレスドローである。第2クールに入ってからここ3試合、相手の研究に後手を踏み、複数失点が続いている事実は見過ごせないが、反面、追いついて着実に勝点1を積み上げる、あるいは追いつき追い越してきたのもまた事実である。前々節の愛媛戦では、先制を許しながらも勝利を収めている。先制されて勝ったのは今季初めてのことだった。

さらにくわえて、第2クールに入ってから、試合中にシステム変更を行なっていることも見逃せない。表すなら熊本戦では4-2-3-1、岐阜戦では3-4-3というかたちになろうが、いずれも状況がそうさせたとはいえ、戦況に対応した結果、勝点1に繋げている。苦しみながらも勝点を掴み、且つチームとして新しい試みが行なわれていることは、先に繋がる上積みといえるだろう。

対して、今節平塚に乗り込むは、着実に勝点を積み上げ、6位まで順位を上げてきた札幌である。前々節の鳥栖戦では逆転され、14試合ぶりの黒星を喫したが、前線からの積極的な守備でゲームの主導権を握っていた。反面、この鳥栖戦や前節の徳島戦然り、思えば第1クールの湘南戦でも後半ロスタイムに決勝点を献上したように、札幌は60分以降の失点がかさんでいる。すなわち、スコアの推移に応じて、いかに90分を戦うかが鍵を握ると言えそうだ。

アウェイでは4勝4分2敗と、札幌は敵地を苦にしていない。ダニルソンが前節に続き出場停止となるものの、宮澤裕樹の攻撃のアイデアやキリノのスピードは首位チームを脅かすに十分だろう。迎え撃つ湘南は、今季初めて坂本紘司が出場停止となる。危険なプレイヤーに変貌しつつあるベテランを欠くことになるが、だれが出ても変わらぬチーム力を逆に見せつけたいところである。

岐阜戦を終え、田村雄三は語っている。
「どのチームも首位を食おうという強い意気込みで戦ってくるが、自分たちはチャレンジャーとして打ち勝っていかなければいけない。ホームでは絶対に勝ちたい」

今季、ホーム無敗を続けている湘南である。3試合ぶりに平塚に戻り、第2クールのホーム初勝利といきたい。

以上

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★J2クラブサポーターのみなさま!クラブへの熱き思いを旗に!
第4回取材予定:
・6月20日(土) 徳島(取材)vs横浜FC
・6月21日(日) 湘南(取材)vs札幌
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2009.06.20 Reported by 隈元大吾
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