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【J2:第4節 富山 vs 大分】プレビュー:前節に1、2位を倒した乗っているチームが激突。ともに[3-4-2-1]でアグレッシブさを競う。(11.09.02)

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9月3日(土)J2 第4節 富山 vs 大分(18:00KICK OFF/富山チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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前節に首位を撃破した富山と、同じく2位を倒した大分が対戦する。乗っているチーム同士の注目の一番だ。ともに[3-4-2-1]のフォーメーションを採用し、ハードワークをベースにしたアグレッシブなサッカーが看板。火花散る真っ向勝負に期待しよう。

富山は首位のF東京を1−0で下した。MF朝日大輔は「F東京に勝ったといっても、うちは19位ですからね。えらそうなことは言えないです」と苦笑する。大金星を挙げた後も、練習の雰囲気は良い意味でいつもと変わらない。「どんな時でも一生懸命に取り組んでくれるのがうちの選手たち。10戦未勝利だった時も、こんな感じでしたよ」と安間貴義監督。楽観も悲観もしない。課題克服を目指し、たゆまぬ努力を続けてきたからこそ、手にすることができた勝利だった。
狙い通りのプレスディフェンスとパス攻撃を披露して試合内容も充実していた。今回も同じような戦いができれば、昨年4月から遠ざかっている連勝も可能だ。安間監督は「F東京に勝ったことで課されたハードルが上がった。クリアして次の壁に進もう」と話して選手を鼓舞している。

現在の課題はシュートやラストパスをはじめとしたプレーの精度アップだ。進歩しているのは間違いないが、現状では「うまく出来る時と出来ない時がある」というのが安間監督の評価。ボールを奪った直後のつなぎもポイントのひとつで、前々節の千葉戦ではパスミスから攻撃権を手渡す場面が目立った。前節は一転してミスが少なかったが、あまりに落差が大きく、対戦相手の違いによる影響が少なくないと思われる。今回も対戦相手のタイプががらりと変わる。前節に続き、コンスタントに力を発揮できるかどうかが試される。

大分は前節、2−1で2位・徳島に逆転勝ちして9位に浮上した。富山戦には今季初の3連勝がかかる。6月26日の第18節・鳥取戦でフォーメーションを[3-4-2-1]に変更してから、6勝3分2敗のハイペースで勝点を積み重ねている。F東京、徳島、栃木の上位3チームには負けなしの2勝2分。現在、最も勢いのあるチームだ。
1年目の田坂和昭監督は走ること、攻守を素早く切り替えることを徹底してアグレッシブなサッカーを目指している。前線からの守備とサイド攻撃を重視し、選手の特長を生かすために[3-4-2-1]を採用したという。コメントなどから推察するに、富山のチームづくりのコンセプトと共通点が多い。前節の徳島戦ではスローテンポな展開を嫌って前線からのプレスを強め、逆転に成功した。相手に合わせずにハイプレッシャーを掛け続ける姿勢も富山と重なってみえる。

富山も今節は[3-4-2-1]が濃厚だ。安間監督は「最初の並びは相手と同じでも、守り方が違う。うちは3-3-3-1が基本で3列目を前から相手にぶつけていく。大分は引いて後ろを5枚にするケースが多い。その守りの固さが好調の要因だと感じる」と話した。
大分の攻撃陣は強力だ。ツーシャドーにはテクニックのある前田俊介と西弘則。森島康仁が出場停止のため、ワントップに起用されるのはチェ ジョンハンか。チェと韓国で10年以上にわたり一緒のチームでプレーしてきた富山のMFソ ヨンドクは「彼はどう動けば点が取れるかを知っている選手。自身でそう言うほど自信を持っている」と話す。昨年は富山で来日初ゴールを決めている。かなりの警戒が必要になるだろう。

両チームのウイングバックがぶつかり合う両サイドの攻防が勝負のかぎを握る。富山の安間監督は「大分を5バックの状態にできればサイドを支配できる」と言う。右サイドの西野誠は「うちは(大西)容平さんや(吉川)健太をはじめ周りの選手のサポートが早いので大丈夫。相手を上回りたい」と話した。縦横にコンパクトな陣形を保ちながらサイドで素早く数的優位をつくり、速攻、遅攻を多彩に繰り出したい。

リスクを承知でボールサイドに寄せる富山に対し、大分はがら空きのスペースを狙ってサイドチェンジから攻撃のスピードアップを狙うだろう。富山の各選手は磨いてきたスタートダッシュの速さで敵を抑えなければならない。ぜひスタジアムに足を運び、富山の組織戦術の胆ともいえる逆サイドの駆け引きを感じてほしい。

以上

2011.09.02 Reported by 赤壁逸朗
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