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【J2日記】栃木:アレちゃんを、丸裸に(14.04.18)

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連敗阻止に向けて栃木は今節、ラモス新体制の岐阜に挑む。

昨季からがらりとメンバーが変わった岐阜の印象を、「攻撃には破壊力と精度があり、かなり点が取れる。その反面、失点も多い。ストロングポイントとウイークポイントの両方を持っている」と、分析力に長ける阪倉裕二監督は話した。ストロングポイントは言うまでもなく、爆発力のあるナザリト。高くて強い、このFWを止めることが、まずは抑えるべきポイントになるだろう。

ウイークポイントは、三都主アレサンドロが留守にしがちな左サイドバックの背後のスペース。昨季、三都主は栃木に在籍しており、プレースタイルはもちろん、試合の入り方に難があることまで選手達は知り尽くしている。
「アレちゃん(三都主)にフリーで蹴らせたら、とんでもないボールを蹴ってくる。でも、おじいちゃんですからね(笑)。そこ(マッチアップ)で負けたら、試合に勝てない。アレちゃんは僕の特長を知っているので消しに来ると思うけど、駆け引きをして自分の良さをしっかり出したいし、アレちゃんの良さを消せるようにしたい」
冗談を交えながら三都主をそう評したのは、普段からじゃれあうほど仲が良かった廣瀬浩二だ。

岐阜はビルドアップの時、ボランチが最終ラインに落ち、センターバックと3バックを形成。その際、両サイドバックは押し出され、高い位置を取る。岐阜にはスキルの高い選手が多く、何度が剥がされるかもしれない。しかし、臆することなく、ボールをつなぎに入った時に、栃木の持ち味であるハイプレスがハマれば、空いたサイドのスペースを突けるはずだ。「そのためには、ボールを取った後の、最初のパスが大事になる。アレちゃんが上がれないように、ウチが主導権を握れるようにしたい」(廣瀬)。

前節の松本戦では0−2から1点差に詰め寄ったものの、同点に持ち込むことも、逆転することも叶わなかった。その主因は、パスの質にあった。ここ数試合、ボール奪取後の安易なロストが目立つ栃木。勝負を決める場面が訪れたら、「硬くならずに、集中する必要がある」(廣瀬)。課題を克服し、今季無敗のアウェイで勝点3をがっちり掴みたい。

以上

2014.04.18 Reported by 大塚秀毅
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