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【第94回天皇杯 3回戦 F東京 vs 松本】マッシモ フィッカデンティ監督(F東京)記者会見コメント(14.08.20)

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●マッシモ フィッカデンティ監督(F東京):
「試合に関して言うと、予測した通りの試合の入り方となったという印象を持っている。相手はJ2で非常にいい結果を残しているから、非常にやる気があり、しっかりとやってくるという予測はしていた。それに対応できたと思っている。そして、前半に点を取って、後半にも2点目を取って、自分たちのマネジメントが試合を通してできたと思っている」

Q:もう少しこうして欲しかったという点は?
「一発勝負ということで、このようなトーナメントのときは、もちろんカテゴリーの違いというものはあるが、クオリティーと同時に、そういった中で求められることはやはり正しい試合の入り方、集中力であったり、注意力であったり、そういった部分が大きな違いを生むと思っている。そういう意味で、今夜の試合に関しては、結果に大きくつながったのは、まさにその部分を選手たちがしっかりと理解した上で、試合に挑めたというところに秘訣があったと思っています」

Q:相手のDF陣は身長が低いので、平山は空中戦で生きると思ったが、平山の動きや、足元の特長を出していた。それは期待通りだったか
「2-0になった後は、いかにボールをしっかりとキープして、ボールを回して、エネルギーをあまり無駄に使わないかが重要になってくる。そういった部分で後半になって相手が後ろにスペースを与えてくれたので、しっかりボールを回す中でできたスペースをしっかりと突いて、何回かいい形で攻撃できたと思っている。平山もそうだが、三田も石川もたくさんチャンスをつくったと思っているし、まさにああいった時間帯は忍耐強くボールを回す中で、しっかりとやはりスペースができたところに、しっかりとボールを回していくということが目的となってきます」

Q:日本代表監督とは話をしたか
「今回、本当に初めて会うことができた。F東京からは、これまで何人か代表に選手を送り出しているので、しっかりと話を聞くことは大事なことだと思っていた。基本的には初めてだったので、ほんの少しの時間だけ話をさせていただきました」

Q:森重のけがは
「森重に関しては、シンプルな打撲を受けただけなので、1回練習を休むことはあるかもしれないが、基本的には次の試合には間に合うと思っています」

Q:松本の反町監督が、米本を絶賛していたが
「彼に関しては、特に中断明けの、この2カ月間で素晴らしい成長を遂げたと思っている。特に戦術面でしっかりと学んできているし、ボールのマネジメントに関しても良くなっていると思っている。松本の監督が言っているように、私も米本選手に関しては同じ意見だが、彼の素晴らしい点は常に謙虚な姿勢を失わないということ。常に全力で練習から取り組んでいるし、そういった姿勢が彼の一番大きな素晴らしい点だと思っている。F東京で彼をしっかりと指導できるという幸運はあるが、彼には大きな目標があると思うので、大事なことはここからしっかりとつなげていくことだと思っている」

Q:もし日本代表の監督なら、米本、平山を招集したいと思いますか
「基本的に、アギーレ監督はヨーロッパでたくさん経験があり、特にスペインで経験がある方なので、選手の選び方というのはしっかり分かっていると思う。今夜の米本、平山も含め、あとは太田、高橋も以前の自信のあるときのプレーに戻ってきている。たくさんの選手がいま成長段階にあると思っている。大事なことは彼らのこの状況をしっかりと見極めて続けていくことだと思っているが、間違いなく彼らのことを見続けているなという、コントロール下に置いているだろうという気がしています」

Q:タイトなスケジュールの中で、きょうのスタメンはどう考えたのか
「前回の鳥栖戦のときに、前線から高いプレッシングを掛けて、たくさん献身的な動きをしてもらっていたので、どうしても平山に関してはあれだけたくさん走った中で、次の試合はやはりスタメンは難しいかなという印象はあった。武藤に関しても前回の試合で打撲があったということで今回難しかったので、FWの2人を代える決断に至った。中盤に関しては、広貴(河野)も入れましたが、あとは三田を途中から交代したときにいいプレーをしていたので、チャンスを与えるのは正しいかなという意図はあった。DFに関しては相手の松本が非常に強力だということは分かっていたので、常に続けていたコンパクトないつもと同じ布陣で臨むべきだという意図はあった。そういった意図があり、今回の選択に至りました」

Q:森重の交代はアクシデントだが、後半25分の前に早い動きだったが、連戦を考慮したのか
「エドゥーはまだ少し問題があった 。前回のけがが完全には治りきっていなかったので。基本的にエドゥー、森重の交代については、そうせざるを得ない状態になった。唯一、戦術的な意味合いを持った交代があったとすれば、それは石川の交代だったが、彼を入れた後に、4-4-1-1のフォーメーションに代えて対応することができたと思っています」

以上
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