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【第89回天皇杯2回戦 F東京 vs K讃岐】城福 浩監督(F東京)記者会見コメント(09.10.11)

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10月11日(日) 第89回天皇杯2回戦
F東京 4 - 0 K讃岐 (15:00/味スタ/7,203人)
得点者:10' 梶山 陽平(F東京)、16' 鈴木 達也(F東京)、35' ブルーノ クアドロス(F東京)、42' 赤嶺 真吾(F東京)
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●城福 浩監督(F東京):

「カマタマーレ讃岐は非常にいいチームだという印象を受けました。恐れずにボールをつないでフィニッシュまで向かう姿というのは、我々も勇気づけられた。ただ、志向が似ているからこそ、負けたくなかったし、我々は負けるわけにはいかなかった。非常に好感を持てましたし、最後まで戦う姿勢を見せつけられたという意味では我々も学ばなければいけない試合だったと思います。今日が非常にやりにくいゲームだとは分かっていたが、今週の1週間は天皇杯の2回戦を戦うのではなく、Jリーグの最終節で奇跡を起こすための終盤の1週間であり、1コマでした。今日は、そのための今週取り組んできたことの総決算だと位置づけました。いつもの1週間のトレーニングよりもかなり厳しい内容の練習をしてきましたし、選手がいない中で我々がリーグ終盤あるいはヤマザキナビスコカップ決勝に向けてどういうチームになろうとしているのかを今週だけスポイルしたくないという思いで準備をしてきました。気が抜けるということは絶対にありえないと思っていました。そういう入りができたと思うし、前半はそういう試合だったと思います。後半は、外せば外すほど、点が取りたい選手が出てきてさらに外しまくる。まさに直面している課題として身にしみなければいけない。ただ、外したくて外しているわけではないし、技術的なところ、最後の判断のところなので僕は姿勢という意味では今日のような難しい試合の中でしっかりと勝ちを収めた選手を評価したい。フィニッシュの技術的なところは我々が今シーズン取り組み続けているところですし、我々はもうやり続けるしかないと思っています。個人として受け止めるしかないし、チームとしてもやり続けるしかないという思いを改めて感じた試合だったと思います」

Q:前半のチームの印象はどう感じましたか
「いくらでもゴールが入りそうだとは思わなかった。相手が四国リーグとかではなく、継続してJリーグの最終節で奇跡を起こすための1週間であるというコマであることは間違いない。そういう厳しいトレーニングを今週はやってきた。ましてやピッチに出るのがどれだけ大変なことなのかという思いをして今日ピッチに立った選手もいる。むしろうちの選手で過緊張になった選手がいたと思います。僕は、とにかく目標を持ったチームになりたいし、それを見せられるチームになりたいと思っています。今週1週間が有意義だったことを証明する試合であってほしいと選手に伝えて送り出しました。(選手たちは)特別に天皇杯の2回戦だから、相手がカマタマーレだからというのではなく、自分たちの奥底にどういうチームになりたいのか、今シーズンは何を目指すのかというところを問い直してピッチに立ってくれたと思います。課題はもちろんありますが、その中で4点取れたことは、評価したいと思います。後半は見てのとおりです」

Q:その後半は結果的に0−0でしたが、妥当だったと思いますか
「我々はボールをしっかりと奪うところからスタートして、そのあとしっかりと繋ぐことをやってきた。今日の最終ラインは、トライはしたが、普段Jリーグとやっているメンバーとは違うので非常に苦しかったと思います。そこからスタートして相手の時間が長かった。ただ、相手も最終ラインで回す時間が長かった。自分たちが奪ってから自分たちの時間を取り戻して、しっかりと繋いでクロスまで上げて決定的チャンスまでというのは、最後の浅利から藤山が出て藤山がクロスを上げたシーンぐらいしかなかった。チームとして落ち着いて自分たちの時間を作ったというのは、後半は少なかった。たしかに奪って速攻からのビッグチャンスはありましたが。そういうところはあの最終ラインの課題が出たと思う。ただ、何回も言いますが、姿勢としては評価している。技術は1日では上手くならないので、これを受け止めてまた彼らがピッチに立てるように頑張ってほしいし、チームとしても全体の底上げをしていきたいと思います」

Q:後半、浅利と藤山というベテランを使いました。若い選手を使うということも考えられますが、ベテラン2人を使った意図は
「僕が一番大事にしているのは練習場の小平での取り組みです。各々の選手はもちろん頑張ってはいますが、青赤のユニフォームを着て、それが10分だろうが、45分だろうが、90分だろうが、公式戦のピッチに立つ重さを感じながら小平の練習場で練習してくれているのがベテランの2人でした。彼らを使うということは、それこそが一番大事なことだと示すことになると思います。彼らよりもそういう取り組みをしている若い選手がいれば、もちろん若い選手に経験を積ませてあげたかった。一番大事にしているのは、このピッチに立つためにどういう準備をしたのか、取り組みをしたか。それを僕がどう評価したか。それが一番大事なところだと思います」

Q:平山選手を見ていると、城福監督のいうところの技術と判断の問題が顕著に見えたのですが、彼に対する具体的な評価は
「おっしゃるとおり、周りの選手が決めて自分はビッグチャンスがありながら決めきれなくて焦っているのが皆さんにも伝わってきたと思います。ただ、ゴールのところに顔を出す、それはチャンスを作るだけでなく、シュートを打つところに顔を出すというところにずっと取り組んでいる。さらにその後のフィニッシュの精度のところにも取り組み続けている最中です。今日は、しっかり止めればいいのにとか、もう少しポジション取りを早くすれば楽に打てたのにとか、たぶん心拍数をもう少し下げて構えられればよかったというシーンがあった。そういう『たら・れば』は、彼自身が一番感じている。その気持ちを小平に持ち込んで毎日やり続けるしかない。一番悔しいのは彼。だからこそ、それを忘れずにやってほしい。我々としてはゲームから取り出したトレーニングもするし、ヒントになるようなことを伝えていきたいと思います。一番大事なのは本人がいかに身にしみて取り組み続けるかなので、チームとして特長は尊重しつつも、いま頭から湯気が出ている状態だと思いますが、それに近い状況で練習場のピッチでやり続けるかだと思います」

以上
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