[ J2：第11節 東京Ｖ vs 岐阜 ]ヴェルディ、国立でのラストダンス。
東京ヴェルディが、改修前の国立競技場で、ラストマッチを迎える。

現在20位と厳しいチーム状況となっている東京Ｖ。ただ前節札幌戦では中２日のアウェイという厳しい日程の中、勝点１を積み上げた。試合後三浦泰年監督は「目指しているサッカーを追及しつつ勝点を積み上げられるように私もしっかり努力していかなければいけない」と語り、ホームで必勝を期した。

この試合の注目ポイントは、なんと言っても対戦相手だろう。
ラモス瑠偉監督が率いるＦＣ岐阜だ。

「国立は聖地。読売クラブ、ヴェルディ川崎で多く勝っている場所。代表でもキリンカップもやったし、いいプレーを常にしている場所。J開幕はピッチに立っていたし、自分の引退試合もあそこ。家も近くて、自分の家のようなもの」と語る。
そして「次の試合は歴史に残る。最後の国立は絶対に勝ちたい。最後の国立でいろんな人が見に来てくれるので、熱い試合をしたい（第10節群馬戦の会見より）」と強い気持ちを持って国立へ乗り込んでくる。

注目の選手として挙げたいのが、平本一樹選手（東京Ｖ／写真左上）。第84回天皇杯決勝戦でのゴールや、国立でハットトリックしたことのある数少ないＪリーガーの一人でもある。大一番に強いこの男の左足に期待が集まる。
一方岐阜では川口能活選手（写真右端）を挙げたい。Ｊリーグの試合や日本代表の試合で何度も国立のゴールマウスを守ってきた。そして国立で何度も栄冠を勝ち取ってきた。独特のオーラを持つ岐阜の守護神からも目が離せない。

キックオフは14時。国立でのヴェルディのラストダンスを見逃すな。

◎【Ｊ２日記】東京Ｖ:サヨナラ、国立
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■注目カード
5月3日（土）J2 第11節 東京Ｖ vs 岐阜（14:00KICK OFF/国立）

2014年5月2日（金）