明治安田生命Ｊ１リーグ ２ｎｄステージは29日に第5節の9試合が行われ、広島は神戸に4-0で快勝。開幕5連勝とした。また、名古屋が山形を3-0で下し、2位に浮上している。
広島は15分にドウグラスが先制点を決めると、24分には佐藤 寿人がゴールを挙げ、12年連続二桁得点をマーク。42分に野津田 岳人が試合を決定付ける3点目を挙げると、後半開始早々にドウグラスがこの日2点目を決め、ダメを押した。
アウェイで山形と対戦した名古屋は、磯村 亮太が2得点の活躍。日本代表に選ばれている川又 堅碁にもゴールが生まれ、山形を3-0で一蹴した。また、川崎Ｆは16分に田坂 祐介、25分に谷口 彰悟、35分に大久保 嘉人が次々とゴール。松本の反撃を69分の阿部 吉朗の1点に抑え、3-1で勝利した。
鳥栖が鹿島を迎えての一戦は拮抗した展開が続くが、終盤に入ると一気に試合が動き出す。まずは87分に鹿島が柴崎 岳のゴールで先制すると、89分には赤﨑 秀平が追加点。さらにアディショナルタイムには柴崎 岳がダメ押しのゴールを挙げ、終わってみれば3-0の圧勝となった。
この結果、開幕5連勝の広島は勝点を15として首位を独走。さらに2位以下は名古屋、川崎Ｆ、鹿島が勝点10で並んだが、総得点の差で名古屋が2位に立った。
2連敗中の浦和は、ホームで甲府とドロー。38分に阿部 勇樹のPKで先制したものの、65分に伊東 純也にゴールを許すと、終盤は勝ち越せずにドローに終わった。また、Ｇ大阪は1-1で迎えた54分に遠藤 保仁のゴールで勝ち越したものの、その6分後に指宿 洋史にゴールを許し、2-2のドロー。勝点1を積み上げるにとどまった。
一方、ホームに柏を迎えた湘南は26分に大槻 周平のゴールで先制。53分にオウンゴールで加点すると、71分には日本代表に選出された遠藤 航のゴールで勝ち越し、3-0と快勝を収めた。
このほか、FC東京は前田 遼一の2ゴールなどで仙台に3-1で快勝。また、清水は敵地で横浜FMに2-1で逆転勝利。前半に齋藤 学にゴールを許したものの、後半にエース大前 元紀が2ゴールを挙げ、逆転で２ｎｄステージ初勝利を挙げた。
