明治安田生命Ｊ１リーグは27日に1stステージ第1節の8試合が行われ、昨季のＪリーグチャンピオンの広島は、川崎Ｆに0-1で敗れた。一方、昨季の1stステージを制した浦和は終盤の得点で柏を下し、白星スタートとなった。
雨が降りしきるなかで行われた広島vs川崎Ｆでは、Ｊリーグ最多得点記録更新がかかる佐藤 寿人と大久保 嘉人に注目が集まるなか、ヒーローとなったのは川崎Ｆの小林 悠。84分にクロスを流し込み、3年連続となる開幕戦のゴールでチームを勝利へと導いた。昨季王者広島はチャンスを作りながらも決めきれず、黒星スタートとなった。
一方、柏に乗り込んだ浦和は、今季から背番号9を背負う武藤 雄樹のゴールで52分に先制。そのあと一時同点とされるが、84分にズラタンが頭で決勝点を決め、開幕戦を白星で飾った。
開幕節を終えて首位に立ったのは甲府。今季から復帰したクリスティアーノの2ゴールで神戸を2-0で下し、得失点差でトップに立っている。
磐田の名波 浩監督、名古屋の小倉 隆史監督の“レフティー指揮官”の采配が注目された磐田vs名古屋は、新加入のシモビッチが挙げたゴールを守り切った名古屋に1-0で軍配。また、昨季のＪ２王者大宮は後半に新加入の岩上 祐三が決勝点を挙げ、FC東京に1-0で勝利した。
このほか、鳥栖が豊田 陽平、岡田 翔平のゴールで福岡との“バトル・オブ・九州”を2-1で制し、マッシモ フィッカデンティ新監督の初陣を白星で飾った。仙台は中村 俊輔が欠場した横浜FMに1-0で勝利。新潟はラファエル シルバと伊藤 優汰のゴールで湘南を2-1で下している。
