明治安田生命Ｊ１リーグは27日に2ndステージ 第10節の8試合が行われ、首位の川崎Ｆが柏に2-5で敗戦。浦和も神戸に1-2で敗れて上位2チームが揃って黒星となった。
柏をホームに迎えた川崎Ｆは、前半開始早々出鼻をくじかれてしまう。4分にディエゴ オリヴェイラに2試合連続となるゴールを奪われ先制を許すと、直後に再びディエゴ オリヴェイラに2点目を決められて序盤に2点ビハインドを背負ってしまう。その後森谷 賢太郎 が1点を返したものの、29分に茨田 陽生、32分にはディエゴ オリヴェイラにハットトリックを許して前半だけで4失点。後半に入ってさらに1点を決められた川崎Ｆは82分に三好 康児が1点を返したものの2-5とホームで大敗を喫している。
神戸のホームに乗り込んだ浦和も、苦しい展開となった。33分にペドロ ジュニオールに3試合連続ゴールを決められると、後半には渡邉 千真にゴールを許して2点ビハインドに。78分にズラタンが一矢報いたが1-2と敗戦。2連敗となった。
一方、順当に勝利を手にしたのは鳥栖とＧ大阪。新潟と対戦した鳥栖は、64分にエース豊田 陽平が決勝点。1-0で勝利し3試合無敗とした。Ｇ大阪は湘南のホームに乗り込んでの一戦。3分に先制される苦しい展開も、長沢 駿の2ゴールで逆転。2-1で湘南を下している。
この結果上位陣は、川崎Ｆが勝点22のまま首位をキープ、同じく敗れた浦和が同22で2位に続いている。勝利した鳥栖は同21とし3位を堅持、Ｇ大阪も同20で4位をキープしている。さらに5位には、同19とした神戸が続いている。
広島は青山 敏弘と柴﨑 晃誠のゴールで2-0と仙台に勝利。横浜FMvs鹿島は互いに終盤に1点ずつを分け合い2-2のドローに。甲府は1-2で迎えた後半アディショナルタイム、途中出場の黒木 聖仁が土壇場で同点ゴールを決めて2-2の引き分けに持ち込んでいる。
ジュロヴスキー体制の初陣となった名古屋は終盤まで1点をリードしながらも、後半アディショナルタイムに中島 翔哉に同点弾を浴びて1-1と痛恨の引き分けに終わっている。
■試合データ
甲府vs大宮
名古屋vsFC東京
湘南vsＧ大阪
仙台vs広島
川崎Ｆvs柏
横浜FMvs鹿島
神戸vs浦和
鳥栖vs新潟
