VARって、なに?
最近よく耳にする『VAR』。
一体何のこと・・・?
VARは『ビデオアシスタントレフェリー』の略称です。
フィールドとは別の場所で
複数のアングルの試合映像を見ながら
主審をサポートする審判員のことを
VARと言います!
一体何のこと・・・?
VARは『ビデオアシスタントレフェリー』の略称です。
フィールドとは別の場所で
複数のアングルの試合映像を見ながら
主審をサポートする審判員のことを
VARと言います!
いわゆるビデオ判定のようなシステムですが、
VARはすべての事象に介入するわけではなく、
役割はあくまでも主審の“サポート”!
サッカーの魅力である
途切れることのない攻防の連続を損なわないよう、
試合結果を左右するような判定や事象のうち、
「はっきりとした、明白な間違い」をなくすことが
VARの基本的な考え方です。
VARはすべての事象に介入するわけではなく、
役割はあくまでも主審の“サポート”!
サッカーの魅力である
途切れることのない攻防の連続を損なわないよう、
試合結果を左右するような判定や事象のうち、
「はっきりとした、明白な間違い」をなくすことが
VARの基本的な考え方です。
つまり、
「その判定が正しかったのか?」という点ではなく
「その判定は“はっきりとした、明白な間違い”であったのか?」
という点が重要になります。
例えば、10人のうち
10人全員または9人か、8人まで含むかという人が
「はっきりとした、明白な間違い」だと思うような判定が下された場合、
または「見逃された重大な事象」が発生した場合においてのみ、
VARはサポートを行います。
しかし、
判定に対する意見が半々に別れるような場合においては
VARは介入しません。
▷▷大事なポイント
VARは、対象となる事象における
主審の「はっきりとした、明白な間違い」を
正す援助をするものであり、
最良の判定を見つけるものではない!!
「その判定が正しかったのか?」という点ではなく
「その判定は“はっきりとした、明白な間違い”であったのか?」
という点が重要になります。
例えば、10人のうち
10人全員または9人か、8人まで含むかという人が
「はっきりとした、明白な間違い」だと思うような判定が下された場合、
または「見逃された重大な事象」が発生した場合においてのみ、
VARはサポートを行います。
しかし、
判定に対する意見が半々に別れるような場合においては
VARは介入しません。
▷▷大事なポイント
VARは、対象となる事象における
主審の「はっきりとした、明白な間違い」を
正す援助をするものであり、
最良の判定を見つけるものではない!!
どんな時にVARを使うの?
VARが介入する事象は、次の4つのみです。
得点か、得点ではないか?
PKか、PKではないか?
退場か、退場ではないか?(2枚目のイエローカードは対象外)
警告退場の人間違い
この4つの事象における「はっきりとした、明白な間違い」、
または「見逃された重大な事象」のみにVARは介入します。
Q.「見逃された重大な事象」とはどんな事象?
フィールド上にいる審判員が
その事象を確認できず判定することができなかった行為、
例えば相手選手をプレーとは関係ない場所でけったり打ったりした、
また、ペナルティーエリア内で守備側選手が
ボールを手で扱った(ハンドの反則)というような、
フィールド上にいる審判員からは
全く見ることができなかった事象です。
または「見逃された重大な事象」のみにVARは介入します。
Q.「見逃された重大な事象」とはどんな事象?
フィールド上にいる審判員が
その事象を確認できず判定することができなかった行為、
例えば相手選手をプレーとは関係ない場所でけったり打ったりした、
また、ペナルティーエリア内で守備側選手が
ボールを手で扱った(ハンドの反則)というような、
フィールド上にいる審判員からは
全く見ることができなかった事象です。
こんなことが行われています!VARの方法
①
対象となる、または対象となりうる事象が起こる。
②
VARが複数のアングルの映像やリプレーを活用してチェックし、
必要に応じて主審と交信する。
主審はVARと交信する際には、片方の耳に指を当てながら
もう一方の腕を伸ばすシグナルをする。
対象となる、または対象となりうる事象が起こる。
②
VARが複数のアングルの映像やリプレーを活用してチェックし、
必要に応じて主審と交信する。
主審はVARと交信する際には、片方の耳に指を当てながら
もう一方の腕を伸ばすシグナルをする。
③
「はっきりとした明白な間違い」がないと判断した場合、
VARは主審にチェックが完了したことを伝える=VARは介入しない
「はっきりとした明白な間違い」があると判断した場合、
VARは主審にレビューすることを提案する=VARが介入する、④へ
「はっきりとした明白な間違い」がないと判断した場合、
VARは主審にチェックが完了したことを伝える=VARは介入しない
「はっきりとした明白な間違い」があると判断した場合、
VARは主審にレビューすることを提案する=VARが介入する、④へ
④
主審は、1回目のTVシグナル(四角のテレビモニターの形を示す)をして
VARオンリーレビューもしくはオンフィールドレビューをする、⑤へ
主審は、1回目のTVシグナル(四角のテレビモニターの形を示す)をして
VARオンリーレビューもしくはオンフィールドレビューをする、⑤へ
VARオンリーレビュー
・VARからの情報のみで主審が最終の判定を下す
・通常、客観的な事実に基づく判定を下す場合に用いられる
→ 例:ゴールラインを超えた、即ち得点
競技者が手や腕から相手チームのゴールに直接得点(偶発的であっても)
反則のあった位置または競技者のいた位置(オフサイド)
反則のあった場所(ペナルティ-エリアの内側または外側)
参考:https://www.jfa.jp/rule/var.html
・通常、客観的な事実に基づく判定を下す場合に用いられる
→ 例:ゴールラインを超えた、即ち得点
競技者が手や腕から相手チームのゴールに直接得点(偶発的であっても)
反則のあった位置または競技者のいた位置(オフサイド)
反則のあった場所(ペナルティ-エリアの内側または外側)
参考:https://www.jfa.jp/rule/var.html
オンフィールドレビュー(OFR)
・VARの提案をもとに主審が自らリプレー映像を見て最終の判定を下す
・通常、主観的な判断に基づく判定を下す場合に用いられる
→ 例:反則の強さは?
オフサイドポジションから相手選手を妨害したか?
参考:https://www.jfa.jp/rule/var.html
・通常、主観的な判断に基づく判定を下す場合に用いられる
→ 例:反則の強さは?
オフサイドポジションから相手選手を妨害したか?
参考:https://www.jfa.jp/rule/var.html
⑤
主審は、レビューが終了したらピッチ上で2度目の
TVシグナル(四角のテレビモニターの形を示す)をした後、
最終判定を下す。
▷▷大事なポイント
最終判定を下すのは
あくまでも主審であり、
VARではない!!
主審は、レビューが終了したらピッチ上で2度目の
TVシグナル(四角のテレビモニターの形を示す)をした後、
最終判定を下す。
▷▷大事なポイント
最終判定を下すのは
あくまでも主審であり、
VARではない!!
VARを動画で学ぼう!
映像で詳しく解説!
超貴重!主審とVARのリアルなやり取り
原さんがVARを語る!
VARの典型例
こちらは鳥栖の選手が相手ペナルティエリア内で転倒したシーン。
こちらは三笘選手(川崎F)のゴールシーンがその前のオフサイドの判定で取り消されたシーン。
審判員によるVARトレーニング合宿のようす
2021シーズンからVARが再導入!
2020シーズンの途中で導入を見送ったビデオアシスタントレフェリーを、
2021シーズン及び2022シーズンに再導入することを決定しました。
2021シーズン及び2022シーズンに再導入することを決定しました。
理解を深めれば楽しさ倍増!
馴染みが薄く、とっても難しい印象のあるVAR。
なかなか理解するのは大変ですが、
少しでも「VARとは?」について
この記事で興味を持ってもらえれば嬉しいです♪
なかなか理解するのは大変ですが、
少しでも「VARとは?」について
この記事で興味を持ってもらえれば嬉しいです♪