ACL2は全32チームが4チームずつ8グループに分かれてグループステージを戦い、各グループ上位2チームがノックアウトステージへ進出してラウンド16、準々決勝、準決勝までをホーム&アウェイ方式で行う。なお、決勝に関しては一発勝負で行われる。
アジアの舞台への参加はACLを含めて六度目となる広島はグループEに入り、シドニーFC(オーストラリア)、カヤFC(フィリピン)、東方(香港)と同組となった。19日に広島サッカースタジアムで行われる第1節はカヤFCが相手で、昨季のACLにも出場しているフィリピン王者との対戦となる。
カヤFCは日本人の星出 悠監督が2020年から率い始めてメキメキと力をつけているチームで、昨季のACLでは準優勝した横浜FMを相手に1-2の接戦に持ち込んでいる。ただ、2021年大会も昨季も、グループステージで1勝もできずに敗退となったため、今季はまず“1勝目”を目指して乗り込んでくるはずだ。
広島はJリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯、J1と試合が続くタイトな日程の中、ミヒャエル スキッベ監督は直近のリーグ戦からメンバーを大幅に入れ替えて今節に臨むことを明言している。今節はこれまで出場機会をつかめなかった選手たちがピッチに立ち、チームの総力を示していきたい一戦だ。
これまで二度ACLを経験した茶島 雄介は、「日本のアウェイとはまったく違う環境でやるのが面白いですし、普段は戦わない相手とやれるのもすごく楽しい。みんなでタイトルを獲りにいって、クラブの歴史にACL2のタイトルを残したい」と意気込み、「ACL(アジア)の試合はどんなに相手の情報があっても試合が始まってみないとどうなるか分からないので、良い準備をして、どんな状況でも対応できるように集中することが大事になる」と見据えた。
そして、33歳のベテランは22日に控えるJ1第31節・横浜FM戦につなげていく意味でも、勝利をつかみ取ることが大事だと話す。
「カップ戦のタイトルを2つ落としてしまった中で、(14日のJ1第30節・)鹿島戦はみんなで素晴らしい戦いをして、勝点を取って帰ってきた。あの試合は本当に次につながる試合になったと思うし、これをさらにつなげていくためにも、木曜日(ACL2の開幕戦)は絶対に勝たないといけない」 これから佳境に入っていくJ1でタイトルをつかむためにも、アジアの戦いをしっかりと勝ち進んでいくことは重要なことだ。19日はチームみんなの力を合わせてフィリピン王者から勝利をつかみ取りたい。
[ 文:寺田 弘幸 ]