先発メンバーの編成については、明治安田J1百年構想リーグが開幕してからここまでの公式戦3連戦であまり選手を入れ替えることなく戦ってきたため、出場機会の少なかった選手が多くピッチに立つ可能性もあるだろう。
プレシーズンに負傷した荒木 隼人は14日のJ1百年構想WESTグループ地域リーグラウンド第2節・岡山戦のメンバーに入っており、今節・FCソウル(韓国)戦が今年初出場になるか。バルトシュ ガウル監督も「素晴らしい選手で、素晴らしいDFです。トレーニングでもすごく良いパフォーマンスを見せていたので、そこについては何の疑いもない。あとはタイミングです」と話している。
バルトシュ ガウル新監督体制はここまで公式戦3連勝(PK戦勝ちを含む)と好スタートを切っている。岡山戦は90分間で勝ち切れなかったが、ビハインドを負っても自分たちのやろうとするサッカーにトライしながらゴールもマーク。その得点について川辺 駿は「再現性がある展開だったし、また1つ良い形が出せたと思う。効果的なビルドアップ、崩しがすごく多くなってきた」と手ごたえを口にしており、鈴木 章斗とのコンビネーションでゴールネットを揺らしたジャーメイン 良も「章斗と長い時間一緒にプレーすることが多くなってきましたけど、周りを使える選手なので良い関係性でできている」と頷いている。
チームとしてボールを動かしながらチャンスを作っていく形が体現されるようになってきていて、前線の関係性も向上している中で、FCソウル戦は新しい力の台頭も期待されるところだ。
FCソウルにとっては、勝点3を獲得しなければノックアウトステージに進めない可能性もあるため、必勝の試合になる。他会場の試合が同時刻開催ではなく、この試合が最も早く開催されるカードの1つであることもあり、FCソウルはとにかく勝利することだけを考えて90分間を戦い抜くはず。前節・神戸戦に敗れてから1週間の準備期間があったため、しっかりとゲームプランを練って挑んでくるだろう。
当初使用される予定だったソウル・ワールドカップ・スタジアムのピッチコンディションが不良のため、AFCによって会場の変更が決定されて木洞スタジアムで行われることに。これがどういう影響を及ぼすのかは試合が始まってみないと分からない。
まずは公式戦ここ2試合続けて失点を喫してしまっている試合の立ち上がりを注意深く過ごし、落ち着いてFCソウルの狙いや選手個々の特長を把握しながら試合を進め、全員でゴールに迫っていく形を多く作り出していきたい。
[ 文:寺田 弘幸 ]