2024/7/10 (水) 18:33 KO
3回戦
入場者数: 4,630人
天候: 曇り|気温: 27.3℃|湿度: 73%
見せつけた神戸。佐々木が挽回し、大迫が続く
徳島ヴォルティス
特に前半は主導権を握りながらチャンスがありましたし、やれている感覚もありました。ただ、1点欲しかった中で無得点に終わって、後半に相手がギアを上げてくるという話はみんなでもしていましたが、攻撃の1つの形であるカウンターで仕留められてしまってもどかしいというか、悔しい気持ちがあります。 --うまくいったことは?相手のプレスの掛け方で自分たちのウイングバックが空くことは把握していた中で、ボランチとCBとウイングバックで人数をかけて相手のプレッシャーを外すことはできました。もう1つ相手のコートに入ったときに怖さを出すことができれば良かったですが、自分たちの用意してきた形は出せた前半だったと思います。 --プレスはいなせたが、前進した先が難しかったということですか?難しさを感じたわけではありませんが、前進した先で早い段階のクロスを上げることは後半にやっていこうと監督から指示もありましたし、前半はボールを握ってはいましたが、握れているからこそ、相手のゴールを脅かすような場面はもう少しあっても良かったかなとは思いました。
後半に2得点をやられて力の差を見せつけられました。 --通用した部分や改善したい部分について。チームとして前半は狙いどおりにできた守備があって、攻撃でもGKのフリーマンを使いながら相手を引き込みながらはがして前進できる場面も出せました。そこは良かったと思いますが、シュート数も含めて後半は何もできませんでした。90分通して主導権を握れないと得点には結びつかないですが、相手はこっちにやらせるところはやらせたとしても、勝負どころでは得点を取り切る力がありました。勝負どころのパワーの出し方ではJ1とまだまだ差があることを感じました。 --相手の3バックを想定していなかった中で、対応はできましたか?メンバー表を見て3バックだなとなって、試合前にボードを使って調整しました。その調整もあって相手にバックパスを増やさせてGKに蹴らせて回収する狙いは良かったと思います。 --1-6で敗れたJ2第10節・長崎戦以降に積み重ねてきた守備の鍛錬があって、想定とは異なる状況が起きたとしてもうまく対応できるようになってきたのでは?そうですね。最近は相手の状況に応じて、最終ラインが1枚押し出しながら後ろを4枚にするような形も含めて、試合を積み重ねながらスムーズにできてきていると思います。
ヴィッセル神戸
監督
まず、天皇杯というトーナメント形式なので次に進むことができて良かったです。 試合については、前半にバックパスでピンチを迎えたり、PKが入らなかったり、自分たちで難しくした印象を持っています。ビルドアップも相手がハメやすい感じだったので、後半はもう少し流動的にするようにして、攻守ともに安定して戦えたとは思います。結果的にサッカーは点を取らないと勝てないので、2-0で勝てたのは良かったです。やっぱり、途中出場で入ってすぐにサコ(大迫 勇也)の貫禄も見れたし、良かったかなと思います。中2日でリーグ戦があるので、みんなで頑張っていきたいと思います。 --3バックを選択した狙いについて。自分たちのいまいる選手や、相手のシステム、いろいろなことを考慮した上で3枚のほうがうまくいくかなと思ってそうしました。 --いろいろと試せた一戦にもなった中で得られた収穫と課題について。何人か良いなと思う選手もいますし、山内(翔)なんかは良かったです。自分の中では評価できると思いました。 --後半は前線からのプレスも機能するようになりましたが、どのような調整を施しましたか?攻撃と守備はいつもつながっていて、良い攻撃のあとの良い守備もあるし、良い守備のあとの良い攻撃もある。そういう中で前半の攻撃はバックパスが多かったですが、そこを修正できたことで守備の部分でもう少しエネルギーを使えるようになった部分もあると思います。
徳島ヴォルティス
監督
平日にもかかわらず大勢の方に観に来ていただきました。 前半は自分たちが準備してきたものや、攻守においてだいたい狙いは出せました。ただ、神戸さんとやって感じたのは、最後の残り20~30メートルでどこで寄せなければいけないのかや、どこでブロックを敷いて、どこで行っても大丈夫なのかという守備の区別。あとは最後の力の入れどころで、クロスの質やスルーパスの質は自分たちも見習ってやらなければいけないと思いました。 --「準備してきたものは出せた」ということですが、事前に相手の3バックまで想定していたということですか?神戸さんが3バックは直近ではやっていませんでしたが、メンバー表を見ておそらく3バックで来るのではないかと思いました。試合前のミーティングで、3バックだったとしてもアンカーは作ってくるだろうと思って準備しました。3枚にしてくれたとすればウチの1トップ2シャドーの同数で守備をすることはできると思いました。前半、相手のオビ(パウエル オビンナ)選手が蹴り出す場面が多かったというのは、ウチのプレッシングが成功できていたのではないかと思います。 --神戸相手に得られた収穫を、特にリーグ戦にも出場機会の多い選手たちには次節以降でどう生かしてほしいですか?守備面で、残り3分の1については特に中盤や最終ラインの選手は感じたことが多かったのではないかと思います。攻撃時も相手の3CBが普通にクロスを上げても強い中で、ニアゾーンを狙って釣り出すことなどはトレーニングでもやってはいますが、相手の守備は寄せ自体が速かったり、逆にあえて行かないような駆け引きもあり、見ていて非常にうまいと思いました。 自分たちの動かし方や、出し手と受け手で特に背後を狙う質はさらにやっていかなければいけないと思いました。やっている本人たちが一番感じていると思いますし、リーグ戦では(前節・)甲府戦で初めて3得点できましたが、複数得点を取っていける試合がより多くならないと勝点3を積み上げていくのは難しいですし、勝点1を勝点3にしていかないとウチらは上に行けません。そのあたりを感じてもらって次のトレーニングから生かしてもらいたいです。
ヴィッセル神戸
DF 19
初瀬 亮
前半はなかなかチャンスを作れずに、思ったとおりに僕たちはいかなかったと思いますが、後半に得点の形を作れたことは良かったですし、それはリーグ戦でも作れていた部分でもあると思っています。 --PKを獲得した場面について。(サイドチェンジは)チームとして狙っていました。(試合当日の7月10日が自分自身の)誕生日だったので(佐々木)大樹には蹴らせてほしかったです(笑)。言ったんですけどアイツが蹴るということで、大いに外したので「お前には一生蹴らさん」と言いました(笑)。でも、そのあとに(自身の)クロスを大樹が決めてくれましたし、大樹も自分の中で切り替えてやってくれたと思います。アイツもアイツなりにいろいろあったと思いますが、そうやって自分の中で変えられたことは良かったと思いますし、この勝利はすごくでかいと思うので次につなげたいです。 --3バックについて。後半は自分が少し落ち気味で、ジェアン(パトリッキ)に流し込むことは増えました。普段3バックをやっていない中でチームとしてトライできたと思うので、チームとしてもすごくプラスだと思います。いつも4枚をやっているので迷いの部分はあったと思いますが、こうやって勝利できたのはチーム力だと思いますし、いまいる選手で勝っていくことはすごく大事だと思います。中2日で(リーグ次節・)札幌戦があるのでしっかり準備したいです。