マルセロ・ヒアンが後半に2得点。逆転したFC東京が準決勝へ
浦和レッズ
2試合連続で負けていますので、自分たちの姿勢を変えなければいけないと思います。2試合連続で先制しながら逆転負けしているので、姿勢を変えないと状況は変わらないと思います。 --変えるべきポイントは。例えば、相手より走る、球際で負けないといったところを変えなければいけないと思います。自分も含めてです。チームとしてもっと勝ちたい気持ちを見せなければダメだと思いますし、そこがなければタイトルは獲れないと思います。 --前半は良い内容だったと思うが、後半の入りから2失点まで、ピッチ内はどういう状況だったのか。(J1第27節・)柏戦もそうですが、特に今日に関しては、自分たちが受け身になり過ぎていました。先ほども言った姿勢を変えなければいけないですし、受け身ではなくて、もっとアグレッシブに行かないと結果を出せないと思います。途中から、なんとかして全員で点を取りにいこうとなりましたが、残念ながら得点できず、痛い敗退になってしまいました。 --リバウンドメンタリティーが求められる状況だと思うが、どのように働きかけていきたいか。姿勢という話をしましたが、フィジカル的にもメンタル的にも、もっと上を目指さなければいけません。この2試合、内容としても良くはなかったので、成長しなければいけません。特に今日の敗退で、みんなが目指していたタイトルが残念ながら不可能になりました。みんなで顔を上げて、できるだけ早く、自分たちの良いサッカーを取り戻して戦わなければいけません。
--前半は良い内容ながら、後半相手が強く来るようになって流れが変わってしまった印象だが。いつもどおりですね。いつもどおりで、そうなったときにロングボールを使ったり空いているスペースを探さないといけないんですけど、ウチのディフェンス陣がそれができないので、変なところでボールを奪われる回数が多くなってしまった。空いているスペースは裏にあるのですけど、そこを使わないので。相手と同じように、ただ使うだけでいいんですけど。そこのビルドアップのチョイスミスが多過ぎるので、ああいうふうに良い形を作られてしまったと思います。受け手もしんどいシチュエーションで受けることが多くなってしまいますし、良いときは裏と手前の使い分けができるんですけど、それができなくなってしまう。相手はただマンツーマンでハメてきているだけなので、前の選手を使ってリカバリー、セカンドボール回収ができれば。相手がそれをやって、ウチができなかっただけですね。 --次にどう切り替えていくか。負けることはあるので、すぐ前を向いて。連戦ですぐ試合が来るので、切り替えの良いチャンスだと思います。すぐできればと思います。
FC東京
監督
本当にコンディションが難しい中のゲームではありましたけど、最後まであきらめずに戦ってくれた選手をすごく誇りに思いますし、それを後押ししてくださったファンの皆さんに本当に感謝申し上げます。素晴らしい勝利だと思います。 --先制は許したが、思い描いていたシナリオどおりの勝利だったのでは。正直、思い描いていたような内容ではなかったです。相手はハイプレスのチームですし、そこをしっかりと外していくことを目指しながらやったものの、Jリーグの前節(J1第27節・京都戦)と同様、自分たちのエラーから相手にボールを渡して失点してしまった。そこの安定感を欠いているということは変わらない状態ではありましたけど、少しずつ改善傾向にある、良くなっている部分もあったので、そこでリズムを作りながら、攻められながらも、というところでした。 ただ、戦術うんぬんよりも、自分たちがボールを奪って攻撃につなげる中でのエラーが非常に多かった前半だったので、必然的に守る時間が多くなってしまったなと。しかし、ああいう形で1点を取られてしまった中では戦術的なこと(修正)は1つくらいで、「相手が前から来ている中で出口をここにできるから、こういうところに入ってほしい」。具体的には、「SBの高さを少し調整しながら、シャドーに入るようなタイミングでフリーなスペースがそこにできる。そこに入って前進できればサイドから攻撃、中央への数的優位は生まれやすくなる」というところだけ伝えました。 あとは本当にやられていた部分もあったので、「トーナメント戦で、勝たないと次に進めないとなったときには、戦術うんぬん抜きにやるしかない。失うものなんかは何もないんだ、ビビッてサッカーをやるな」と。いつもネガティブな感じにやっている部分があったので、試合前にミーティングでも、「自分の強みを出してくれ」と。強みでしか勝負できないので、弱みは誰にでもあると思いますし、チームには必ず存在するものですけど、みんなで補っていく中で、個人としてもチームとしても自分のストロングを出していくというところがあったので。そういう意味では後半、そういう部分をしっかり出してくれたことが逆転につながったかなと思っています。
浦和レッズ
監督
前半は非常に良いパフォーマンスだったと思います。われわれの目指していた形でゲームコントロールがしっかりできていたと思います。ハイプレスもかなりうまくいっていて、そのハイプレスから得点も生まれました。 後半も同じような形で続けようという話をしましたし、さらに押し込んでいる時間を長くすることが目的でした。しかし、ペナルティーエリア内に8人いたにもかかわらず、マルセロ ヒアンにシュートを打たせてしまい、またイヤな失点をしてしまいました。失点のあとは、チームがよりナーバスになってしまったと思います。落ち着いてプレーすることがその後はできませんでした。2失点目も、相手のロングボール1本でこちらのミスが生まれてしまい、失点してしまいました。ディフェンスラインが横にコンパクトになっておらず、あまりにも簡単に決められてしまいました。 その後は流れを変えることができませんでした。交代などでもそれができればと思いながら行っていましたが、試合の終盤は明らかな決定機というものは作れませんでした。最後の数分間は背の高いチアゴ(サンタナ)、さらにCBが上がっていって、シンプルな形で攻撃をしましたが、それを生かしてチャンスを作ることができず、今季の天皇杯は、われわれにとって本日で終了となってしまいました。 --ハーフタイムの交代でFC東京が攻撃の選手を送り出してきたが、どう対処しようとしていたか。バングーナガンデ(佳史扶)と俵積田(晃太)が入ってくるということは予測していましたので、ヒロ(石原 広教)と(金子)拓郎にはその対応をするように話をして、(安居)海渡にそこのサポートをするようにという指示も出しました。われわれのミスは疲労から生まれたものだと思いますが、相手も同じように過密な日程を戦っていますので、それは言い訳にはなりません。 --どうしても、後半に交代選手を入れるたびに機能性が落ちていると思う。トレーニングでその対策を何か行っているか。例えば、後半に出る選手を長く一緒にプレーさせるなど。もちろん、機会があれば後半のセットアップでも練習をしたいと思っていますが、この気温の高い中、練習をできるだけコンパクトにするために、それが今週できたのは戦術練習の中のみでした。 ゲーム形式でそれはできませんでした。
FC東京
MF 27
常盤 亨太
(前半は)受けてしまっていて、前への矢印が出ていませんでした。一人ひとりが受けたときに前を向いたり(相手を)外すことだったり、守備面で前からハメていって、後ろが同数になってもいいからどんどん押し出していくというのが、修正してうまくいったと思います。 --修正が奏功して逆転につながった。前半からそれができていれば、もっと違ったゲームになったかなと思いますけど、ああいう前半の中で1失点で乗り切って後半でしっかりと修正できたのは、前節(J1第27節・京都戦)と違って良かった点かなと思います。 --天皇杯では二度目の先発となった中で勝ち上がった。手ごたえになったのでは。自分としては先発の機会がなかなかない中で、今回2回目でしたが、もっと自分を表現したいですし、もっとできる感覚もあります。ただ、一発勝負であまりリスクを冒さず勝ちにいく中では、チームの勝利に貢献するようなプレーはできたのかなと思います。 --次のリーグ戦で出番があるかもしれない。今日初めて先発でJ1の相手とやってみて感じたところはすごくあって、まだまだ足りないなというところはありつつ、できると思う部分もありました。もし次があったら、もっと改善して、もっと修正してピッチに立ちたいなと思います。